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書評:This time is different その1

嫁が買ってきた7月26日付の日経新聞の経済教室欄に、ソブリンリスクが取り上げられていました。テレビでは、どちらかというとヨーロッパの小国の財政危機がクローズアップされているようですが、書籍では、アメリカ・イギリス・日本という先進国の財政危機がクローズアップされています。AERAのような一般紙にも取り上げられるようになってきたので、ここ数年間、ホットな話題になりそうです。日経新聞の経済教室欄に、"This time is different"が引用されていました(書籍名は明示されていませんでしたが、明らかにこの本からの引用です。)。

"This time is different"ですが、ネットの調子が悪かったので、紀伊国屋書店(新宿店)の洋書フロアで購入しました。日本の本屋に並んでいるということは、読む人が多いということなのでしょう。

英文で300ページなので、通読するにはまとまった時間が必要です。内容は、過去8世紀の財政危機をデータとしてまとめ、最終的に、今回の金融危機がどうなるかを予想しているようです(最後まで通読していないので、正確なところはよく分かりません)。

本の題名の"This time is different"は、"This time is different syndrome"に罹っている人々を皮肉ったものです。時代が進歩して、バブルを演出する小道具がいかに洗練しても、それがバブルである以上、そのつけは負わなければならないということで、歴史的に見れば、国家財政破綻もよくあることで、全く、同じことの繰り返しです。つまり、ぜんぜん、differentではないということです。

日本の財政赤字も、国内で消化されているから大丈夫とか、国債は資産だとか、色々言われていますが、歴史的に見れば、domestic default(overt dejure defaults on domestic public debt ・・・ hardly rare)もまれではないそうです。(p.111)

財政赤字がGDPを超えている国が増えているので、ソブリンリスクが顕在化したときに、どうするかを予め考えておくことは必要だと思います。自分の国家観、経済観が試される事態であることは間違いないでしょう。

財政赤字が深刻な国が増えてくると、色々と抜け駆け的に自国だけは助かろうとする国が出てきて、国家レベルで合成の誤謬が起こるリスクを指摘する声を複数の媒体で見かけます。前回の大恐慌のときも、そうでした。先月、アメリカ旅行をしたときにも、どこかのテレビ番組で金価格が高騰しているのは、オバマ大統領のバラマキ(国民皆保険制度の導入や経済対策用のstimulus packageなど)が米国財政を危機に追いやっているからだとニュースを見ました。

本を読み進めたいと思います。
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書評:2012年、世界恐慌(ソブリン・リスクの先を読む)

AERAの記事で紹介されていた本です。内容は、題名の通りです。一種の破綻本と考えるのか、リーマン・ショック後の世界経済の状況を前提にすると、荒唐無稽な破綻本とはいえないと考えるのか、立場によって考え方は異なるかもしれません。

ページ数が少ないので、あまり時間をかけずに読めます。第5章は、「大恐慌との奇妙な類似」です。内容は、経に関する本をたくさん読んできた方には、既に知っている内容が多いと思います。フーバーは史上最低の大統領という烙印を押されているが、その当時には、自由放任主義に基づく国家の不干渉は正しい態度だったという記述がありました。現代では、恐慌を起こすことはできないので、供給を減らすことはできす、金融緩和や財政出動などの国家による干渉が正しい態度とされているが、今回も、正しい態度をとることによって、問題が大きくなり、破綻にいたるのではないかという考察です。経済学の学派自体に根本的な激しい対立があるので、同じ政策を採ってもその評価が正反対になったりします。

リーマンショック後の各国の財政赤字額や中央銀行の資産構成の変化などの図表が掲載されています。日本とアメリカの財政危機はよく耳にしますが、ヨーロッパ、特に、イギリスの財政危機はかなり深刻なようです。

「This time is different」という長期投資に喧嘩を売るような本が紹介されていました。著者は、ハーバード大学のケネス・ロゴブ教授とメリーランド大学のカルメン・ラインハート教授です。読んでみようと思います。

書評:子供が減って何が悪いか!

「子供が減って何が悪いか!」(赤川学著、ちくま新書)という本を読みました。著者は社会学者で、近代日本のセクシュアリティーの歴史社会学が専門で、年金や経済は専門ではありません。

男女共同参画社会や男性の家事分担が少子化対策になるかどうかを、データを用いて批判的に検討して、いずれも少子化対策にはならないという結論に達しています。著者の主張は、「少子化を止めることは不可能なので、少子化を与件とした制度設計をすべきである。」です。

少子化を与件とすると、少子化の何が問題であるかを明確にして、それを誰が負担するかを議論することが不可避であることになります。

著者によると、少子化の一番の問題は、年金を中心とする社会保障制度の崩壊だそうです。この指摘は目新しいものではないですが、問題は、崩壊に伴う負の影響を誰がどのように負担するかです。著者は、ライフスタイル中立的な政策を提唱しているので、社会保障制度においても、特定の生き方に対して制裁や恩典が与えられないようにする必要があることになります。実際問題として、制度の中立性の判断自体でもめると思われますが、著者のように考えるのであれば、子供を2人以上生んだ夫婦のみが賦課方式による年金を選択することができ、それ以外の者は、積み立て方式によるものとすることになるのでしょうか?個人的には、それでよいのではないかと思います。私自身には子供はいませんので、積み立て方式によることになりますが、それは自分で選択したことの帰結なので仕方がないことです。

税金の配偶者控除についても言及しています。配偶者控除に関しては、男女共同参画社会推進派は廃止賛成、反対派は廃止反対というのが相場です。著者は、以前は廃止賛成だったが、現在は反対という立場です。この問題についても、ライフスタイル中立的な政策という見地からすると、結婚と言う制度があり、その場合、夫婦という共同体として
生きるわけなので、配偶者控除は被扶養者の

今月の読書

以前に住んでいた儀父母の家を私の父母の居住用に購入しました。これで、田舎の老親を東京に呼び寄せることができます。この作業に時間を費やしていましたが、先日、契約も終了し、少し時間ができました。今月は、5冊の本を購入しました。

・「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 池田千恵著(Before 9 プロジェクト主宰)、マガジンハウス
・ぼうず丸もうけのカラクリ ショーエンK著(税理士資格を持つ住職)、ダイヤモンド社
・社長さん、会社を潰したくないなら、バカみたいに現金にこだわりなさい! 柳澤賢仁税理士著、クロスメディア・パブリッシング

・行政法入門 藤田宙靖著(元最高裁判所裁判官)、有斐閣
・世襲議員のからくり 上杉隆著(元議員秘書)、文春新書
・亡国予算-闇に消えた「特別会計」 北沢栄(東北公益文科大学大学院教授)、実業之日本社

最初の3冊は実用書で、後の3冊は政治・経済・法律に関する本です。特別会計に関する本は、以前から読みたいと思っていたのですが、ようやくその機会が持てそうです。精読して、いずれ書評を書きたいと思っています。

書評:英語で楽々オーダー!-海外ネット通販百科

国内経済の話題が増えていますが、日本がやばくなったらいつでも外国で暮らせるだけの準備(語学、お金、人脈、知識)はしておこうというスタンスは変わっていません。

海外口座で資産運用していると、資産の多くが外貨建てになってしまいます。外貨を外貨のまま使いたいという要求があると思いますが、外国に旅行するのは手間も時間もお金もかかるので、海外通販を利用するという手があります。業者を経由せずに、独力で、海外通販で買い物をするためのマニュアルが、「英語で楽々オーダー!海外ネット通販百科」(上野陽子著)です。著者の本業は、翻訳家です。

独力で、海外通販を利用するということは、品物に不足があったり、間違った物があったりしたときのクレームも、英語でしなければならないということです。手間がかかることではありますが、外国で暮らすのであれば、いずれ経験しなければならないことです。通販用語を知らないとクレームをつけるのも難しいかもしれませんが、この本には、著者の経験に基づく幾つかの文例が記載されているので有用です。Amazonのレビューのポイントも高いです。やはり、自分で色々なことを経験している人の知識でないと、実際の役に立たないのではないかと思います。これは、海外口座の活用などでも同じではないでしょうか?

この本は、極めて女性向けの本です。私は海外通販が趣味ではないですが、「通販好きの女性なら、はまるだろうな」と思わせる、著者こだわりの商品が写真で紹介されています。英語でのやり取りは確かに面倒ですし、料金も高くなるかもしれませんが、世界中の好きな店から購入できるというメリットがあるので、はまっている人も多いようです。

明日から1週間、新居で暮らしますので、ブログはお休みします。

英語で楽々オーダー!―海外ネット通販百科英語で楽々オーダー!―海外ネット通販百科
(2003/07/02)
上野 陽子

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