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国内証券口座の海外ポータビリティー その3

日本の外需依存が続く限り、好むと好まざるとに関わらず、外国の現地法人で働く日本人の数はどんどん増えると予想されます。外国に居住する日本人がどのようにして資産運用を行うかという問題は切実な問題ですが、外国に居住する日本人の絶対数は少ないので、マスコミなどで取り上げられることはほとんどありません。

日本人が海外に転勤になったときに、日本の証券口座を維持できるのかという問題(国内口座の海外ポータビリティー)については、このブログで過去に取り上げたことがありますが、情報がコメント欄などにも散逸しているので、もう一度まとめることにしました。

①日本国非居住者が日本の証券会社に口座を開設することは違法か?
 複数の方が金融庁に問い合わせましたが、日本国非居住者が日本の証券口座に口座を開設することを禁ずる法律はないそうです。口座を開けないのは証券会社の内部規定であるとのことです。(金融庁、日本証券業協会)

②日本国非居住者が新規に日本の証券会社に口座を開設することは可能か?
 証券会社の内部規定で、日本国非居住者は新規に日本の証券会社に口座を開設できないようになっていることがほとんどです。

③日本国非居住者が日本に居住中に開設した国内証券口座を通じて資産運用することは可能か?
 日本国非居住者が国内証券口座を通じて株その他の取引をすることを禁ずる法律はないそうです。口座保有者が日本国外に居住するようになった場合、多くの国内証券会社は、保有金融商品の売買を禁じています。金融商品の種類によって、強制売却されるケースや、買い付けのみOKのケースなど、様々なケースがありますが、原則は新規売買禁止のようです。但し、オリックス証券は、日本国非居住者の株式売買を認めており、実際に株取引をしているというコメントを海外に在住されている方からいただいたことがあります。特定口座は使用できないとのことですが、日本国内の証券口座を通じて資産運用をしたい海外居住者にとっては便利なサービスと思われます。

④国際移管は可能か?
 日本の証券会社(ユナイテッドワールド証券)から香港の銀行(HSBC香港)へ株券(中国株)の移管をしたという記事がリンク先の乙川乙彦の投資日記にあります。ただ、ユナイテッドワールド証券は日本株以外の株式を中心に取り扱っているかなり特殊な証券会社なので、他の証券会社でも株券を国際移管できるかどうかは定かではありません。国際移管できなければ、日本の証券会社に資産を残しておくか(但し、売買できない。)、売却して、現地又は第三国の証券口座を開設して資産を移しかえるか、何れかを選ぶことになりますが、前者のケースでは資産運用ができませんし、後者のケースでは税金が発生します。

以上のように、海外移住後に国内証券会社を通じて資産運用を継続することには、かなりの困難が伴います。この点、アジア株を取り扱っているオフショアの証券会社であれば、海外移住後に口座を持ち運ぶことが可能ですが、口座開設後に相続が生じた場合にどうするか?という問題があります。

関連記事:
国内証券口座の海外ポータビリティー
国内証券口座の海外ポータビリティー その2
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BOOM証券のトラブル-ログインできない

BOOM証券口座にログインできないので困っているというメールをいただきました。

私自身も同種のトラブルに遭遇したという記事を書きましたが、いただいたメールによるとパスワード変更をしておらず、BOOM証券の側でも、パスワードは当初から変更されていないという返答をしているそうなので、パスワードは開設当初に作成したまま変更されていないと考えてよいと思います。

以前の記事に書きましたとおり、BOOM証券では、定期的なパスワード変更が強制され、一定期間パスワードが変更されないと、セキュリティー上の理由で、サービスが一時的に停止されてしまいます。この場合、パスワードが当初から変更されていなくても、そのパスワードではログインできなくなってしまいます。

入力したパスワードは正しいが、パスワード変更がなされていなかったためにサービスが一時的に強制停止されている場合、”service temporarily suspended”というエラーメッセージになります。これに対して、入力したパスワードが誤っている場合には、”incorrect password”というようなエラーメッセージになります。一度全くでたらめなパスワードでログインしてみれば、後者のエラーメッセージが表示されるはずです。

前者のエラーメッセージが表示されているのであれば、その旨を記載したレターを作成し(英会話に自信があるのであれば、電話でもいいです。)、日本語を話せるスタッフに電話をかけさせて欲しいという要望を伝えるのが一番よいと思います。

私の場合には、先方からEメールで暫定パスワードをもらってログインし、パスワード変更手続きをしました。パスワード変更手続きの際に、現行のパスワードと新たに設定するパスワードを入力しなければなりませんが、この際に入力するパスワードは、口座開設時に自分で選んだパスワード(口座開設後にパスワードを変更した場合には、その変更したパスワード)であり、Eメールで送られてきた暫定パスワードではないので注意が必要です。

パスワードを入力してもエラーが出る場合、何度も誤ったパスワードを入力すると、ロックされてしまい、問題がさらに複雑になります。

海外口座関連のトラブルでは、パスワードに関するトラブルが非常に多いです。最初のうちは、興味があって何度もログインするのですが、そのうち興味を全く失って、金融機関の側でルール変更があっても気づかなかったり、あるいは、住所変更などの手続きを怠ったりします。このような場合、単にパスワードを記した紙を残しておくという方法では相続できなくなってしまいますので、興味がなくなったのであれば、トラブルに巻き込まれないうちに海外口座は閉鎖した方が無難でしょう。

庶民がどうしても海外口座を開設したいというのであれば、香港、シンガポール又はアメリカが無難だと思います。この3つの国のうち、どれを選ぶかといえば、やはり、香港がよいのではないかと思います。地理的に近く、現地で相続税がかからないからです。あとは、トラブルが起こったときに相談できる人がいるかどうかも重要なポイントです。この点で、日本人の口座保有者が極端に少ない証券口座はリスクが高いと思います。

香港BOOM証券口座のsuspend(一時停止)が解除されました-日本語で電話がかかってきました

suspend(一時停止)されていたBOOM証券の口座が無事に復旧しました。

BOOM証券口座のパスワードは、定期的に変更が強制されることになったのですが、運悪く、強制変更の時期と、私の米国からの帰国時期が重なってしまい、期間内にパスワードを変更することができませんでした。BOOM証券は、わざわざ、届け出てあった日本の電話番号に電話してくれたそうなのですが、届け出てあった日本の電話番号は既に使用できない状態で連絡がとれなかったそうです。このため、定期的なパスワードの変更を行ったという理由で、口座がsuspendされてしまいました。かなり運が悪かったといえます。


日本に帰国してから香港のBOOM証券に電話しましたが、電話だとidentity(身元確認)の問題があるので、新しい電話番号などを記載した書類をBOOMに郵送してほしいということでした。連絡先の変更を届け出る書類は、BOOM証券のホームページからダウンロードできます。連絡先の変更はオンラインでもできるかもしれませんが(HSBC香港は可能)、今回の事例では、そもそも、ログインできませんから郵送するしかありません。

以前、相互リンク先の梅屋敷商店街のランダムウォーカーの水瀬さんが海外証券口座を開設しない理由として、連絡先変更の手続きの困難さを挙げておられましたが、連絡先の変更そのものは特に難しくありません。ただ、確認のための電話がかかってくることが多いと思いますので、奥さんが嫌がるかもしれません。「携帯にかけてください。」とレターに記入しておきましょう。

今回も、サイン入りの連絡先変更届をEMSで香港に送付した後(概ね2日で着きます。)、BOOM証券から確認と説明の電話が入りました。何とそれが日本語の電話でしたので驚きました。やはり、それだけ利用者が増えているということなのでしょう。

誕生日などの質問で身元を確認した後、指定のメールアドレスに暫定パスワードを送ったので、それを使ってloginして欲しいということでした。暫定パスワードを使ってloginすると、現在のパスワード(=暫定パスワードのこと)と現在のキーコード(=第二パスワード)を変更する画面が現れたので、変更しました。この入力した新しいパスワードを使って、無事loginすることができました。

久しぶりにloginしましたが、手持ちの株式・ファンドの価格推移は今一つでした。ただ、oilに投資するファンドや白金採掘会社の株価が顕著な値上がりをしているので、ポートフォリオは、しぶとくプラスを保っています。

相互リンク先でも、海外証券口座を検討されている方がおられますので、参考になれば幸いです。

BOOM証券の口座がsuspend(一時停止)されてしまいました

BOOM証券は、セキュリティーのために、パスワードを頻繁に変更しなければならないという制度を採用するようになりました。パスワードの有効期限が近づくと、○○日以内に、パスワードを変更してくださいという表示がログイン画面に記載されます。新しいパスワードは以前のものと同じであってはならないので、結局、パスワードの変更を強制されることになります。

インターネットを利用できなかったので、しばらくログインできなかったですが、昨日ログインしようとしたら、”account temporarily suspended”というエラーメッセージが表示され、ログインできなくなっていました。

メールでBOOM証券に問い合わせたところ、新しいパスワードを再発行する前に、identityを確認しなければならないという返事が来ました。メールの返事は、日本時間の午後11時に来たので、24時間体制で対応しているということでしょう。

ところで、BOOM証券の口座開設は郵送でもできますが、identityの確認は、郵送でできるのかどうか分かりません。電話で詳細を確認してみます。口座開設時には、口座にお金は入っていませんが、口座開設後には、口座にお金が入っているので、郵送での身元確認はできないかもしれません。その場合には、パスポートと国際免許証を持って香港に行かなければなりません。

香港に行くこと自体は、面倒ではありますが、行けばよいだけですし、英語が苦手だというのであれば、通訳をつけることによって、最終的に問題は解決できます。しかし、死亡や事故その他の理由で、本人が渡航できない場合には、話は非常に面倒になります。万一、相続が生じた場合には、パスワードを記載した紙を残しておいて、遺族が引き出せるようにしておけばよいと考えている方がほとんどだと思いますが、パスワードの強制変更システムが採用された場合、頻繁にパスワード管理をしていかなければ、この方法も使えなくなります。

相互リンク先のスマイリーさんなども、BOOM証券口座を利用されていますが、日本国非居住者なので、そもそも香港でなければ証券口座を開設できないという切羽詰った理由がありますし、トラブルを解決するだけの語学力をお持ちです。人それぞれ、事情が異なるので、単に他人が開設しているからという理由で海外証券口座を開設するのは危険です。

国内証券口座の海外ポータビリティー その2

国内証券会社の海外ポータビリティーについて検討しています。

日本の人口が減少するにつれて、内需だけでは十分な儲けが得られなくなるために、海外に出て行く企業が今後とも増えることが予想されます。これにより、必然的に、海外で暮らす日本人の数も増加することになりますが、海外で暮らしている日本人の資産運用をどうするかという問題が出てきます。海外で暮らしている日本人は、税法上、日本の非居住者に該当するために、日本の金融機関を通じた資産運用が困難になるからです。この点について、Werder Bremenさんからコメントをいただきましたので、コメントを参考にして、以下にまとめてみたいと思います(以下、「 」内はコメントからの引用)。

①既に日本の証券口座に資産を有しているケース
「基本的には、現有資産の継続保有は可能だが、口座は凍結。つまり「買い」も「売り」もできない。」のが原則のようです。バイアンドホールドする場合、「売り」ができないのは別に大したことではないですが、「買い」もできないとなると、まともな資産運用は無理だということになります。

「さらに金融商品によっても各証券会社により対応が違うようです。具体的には、三菱UFJ証券の場合、日本出国前に外貨MMFは強制売却、ゼロクーポン債(ストリップス債)はそのまま保有可能。恐らく、利子、分配が出るか否かで区別しているらしい。」とのことです。非居住者であっても、日本国内に源泉がある利子や配当所得は日本に納税しなければならないわけですが、そういうことに証券会社が関わり合いたくないということは当然のように思われます。そうすると、証券会社の立場に立ってみると、外貨MMFが強制売却されるのは、むしろ、自然なことでしょう。しかし、投資家の立場からすると、不利な時期に強制売却されるのは耐え難いことです。

「一方、マネックス証券は原則、売買凍結だが、出国前に毎月積立(勿論、買い付けのみ)の設定をしておくと口座内のMRFから引落され、海外滞在・居住中でも外貨MMFやら投信やら買付可能とのこと。売却は不可。」ということです。原則、売買凍結だが、積み立てに限っては例外ということですね。私個人は、個人型確定拠出年金の目的でのみ国内証券口座(イー・トレード証券)を利用しています。年金の場合、元々、長期的な資産運用が予定されているので、海外ポータビリティーについても配慮がなされているようです。ただ、勤務先が確定拠出年金制度を導入していない場合、サラリーマンにとって、手数料その他の面で、個人型確定拠出年金制度そのものの使い勝手に問題があります。

参考:海外勤務者の場合はどうなりますか?

(続く)

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