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ネットビジネスと著作権 その2

著作権侵害は親告罪(著作権者の告訴がなければ公訴できない)ですし、著作権者がパブリシティを期待して権利行使してこない可能性もあるというご意見をいただきました。結果的に権利行使してこないケースが高いと思いますが、それでも、権利行使してくる可能性があるかどうか(侵害に当たるかどうか)を判断できるための基礎知識は持っていたほうがよいと思います。

①著作者の権利
・公表権
・氏名表示権
・同一性保持権
・複製権
・上演・演奏権
・上映権
・公衆送信権
・口述権
・展示権
・頒布権
・譲渡権
・貸与権
・翻訳・翻案権

著作者は、その言語の著作物を公に口述する権利を専有する。
→「専有」するとあるので、著作権者以外の第三者が「公に口述する」ことは許されません。
→「公に」とあるので、著作権者以外の第三者が知人との私的な会話で口述することは構いません

②著作権の制限
・私的使用のための複製(30条)
・引用(32条)
・営利を目的としない上演等(38条)
・翻訳、翻案等による利用(43条)

ネットビジネスの場合には、特に、32条と43条が問題になると思います。

②-1 引用
 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行われるものでなければならない。

・公表された著作物であることが必要
→「公表」の意義については、前回記事参照
・報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内であることが必要

「引用とは、紹介、参照、評論その他の目的で自己の著作物中に他人の著作物の原則として一部を採録することをいうと解するから、引用にあたるというためには、引用を含む著作物の表現形式上、引用して利用する側の著作物と、引用されて利用される側の著作物とを明確に区別して認識することができ、かつ、右両著作物の間に前者が主、後者が従の関係があると認められる場合でなければならない・・・」
(東京高判昭60.10.17)
→他人の著作物を単にコピー&ペーストして、著作物名を明記するだけでは引用に当たらない ∵主従の関係が逆転している
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コメント

個人的に興味があるので質問させていただきます。
お手すきのときに御教示いただけると嬉しいです。
(参考となる判例があれば併せてぜひ)

PALCOMさんは英字新聞の英訳もされないんですね。
仕事柄もあるのでしょうが、ちょっとびっくりしました・・

(質問)
ブログの場合、引用する側とされる側の「主」「従」の判断は、
(1)各エントリをそれぞれ独立した著作物と考えて個別に判断
(2)引用したエントリ及び同エントリを直接引用するエントリを1つの著作物と考えて判断
(3)引用したエントリの属するブログ全体を1つの著作物と考えて判断
のいずれになるか。
また、(1)の場合、エントリの本文とコメントは一つの著作物と考えるのか、それぞれ独立した著作物と考えるのか。

コメントありがとうございます。

私もこの点は疑問に思っていましたが、最新の判例まではチェックしませんので、よく分かりません。インターネットのような頻繁に更新可能な媒体の場合どうなるのでしょうか?裁判官的な表現で言えば、更新の頻度、記事の内容などを総合的に考慮して1つの著作物か、独立の著作物かを判断するのでしょうか?

私の場合、仕事柄、著作権関連のトラブルに巻き込まれると恥ずかしいので、かなり慎重に記事を作成していますが、ここまで慎重になる必要はないと思います。

御回答ありがとうございます。専門家でも疑問なんですね。
現行著作権法の規定は、パッケージ型の著作物を念頭に置いているように見えます。ウェブ媒体は更新が容易という特性があるので、著作物の範囲以外にもいろいろと厄介な問題がありそうです。勉強としては面白いですけど(笑)

個人的には、「報道」の定義も気になります。用例を検索したところ、「報道」の定義があるのは個人情報保護法50条2項だけのようです。

前項第一号に規定する「報道」とは、不特定かつ多数の者に対して客観的事実を事実として知らせること(これに基づいて意見又は見解を述べることを含む。)をいう。

この定義が著作権法でも通用するなら、ブログにおける著作物の引用はかなり自由にできそうです。それが適当かどうかは議論があるでしょうが・・

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