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ペット同伴の海外移住 その2

ペット同伴の海外移住に関して、個人的な備忘録としての役割も兼ねて、記事として記しておくことにしました。

指定地域(台湾、アイスランド、スウェーデン、ノルウェー、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、グアムなど狂犬病が発生していない地域)以外から日本に輸入される犬等(=犬、猫、きつね、スカンク、あらいぐま)については、狂犬病予防法及び家畜伝染病予防法(犬のみ)に基づく輸入検疫を受ける必要があります。日本は狂犬病が発生していない地域に当たるので、外国から日本への犬等の輸入(ペットの同伴など個人的な目的の場合を含む。)時には、狂犬病の検査を受ける必要があります。

条件を充たして日本に到着した犬または猫の係留期間は12時間以内ですが、条件を充たしていない犬または猫は、動物検疫所の係留施設において必要な期間(180日以内)の係留検査を受けることになります。移住先国で適切な準備をしておかないと、最長180日の係留を受けたり、最悪の場合、処分されることもあるので、飼い主は十分な注意が必要です。

きつね・あらいぐま・スカンクは、証明書の有無にかかわらず、180日間の係留検査となります。

輸出国政府機関の証明書の取得が必要であり、日本の推奨様式(Form A, Form C)を使用することが推奨されています。Form AとForm Cは、動物検疫所()から入手可能です。

日本に到着した犬または猫の係留期間が12時間以内となるための条件は、以下の条件をすべて充たしていることが必要です。条件を充たすためには、一般的に日本到着の7ヶ月前から準備を始める必要があります。前述のように、条件を充たしていないと、最悪の場合、180日(半年)も係留検査を受けなければならないことになります。

条件① マイクロチップの装着
 マイクロチップが動物のIDとなります。マイクロチップはISO 11784及び11785に適合するものでなければならず、これらの規格以外のマイクロチップ以外を使用している場合、日本への輸入者(飼い主)が自らマイクロチップリーダーを準備しなければなりません。

条件② 狂犬病予防注射(犬または猫)
 マイクロチップ装着後、狂犬病予防注射を2回以上接種します。ワクチンは、国際獣疫事務局(OIE)の基準を充たした不活化ワクチンのみが認められます。予防注射を受ける犬又は猫は、生後91日目以上でなければならず、2回目以降の予防注射は、1回目の接種日から30日以上(接種日を0日とする。)経過していて、1回目の予防注射の有効免疫期間内でなければなりません。日本到着日までに有効免疫期間が過ぎる場合は、追加接種が必要となります。

条件③ 狂犬病ウイルスに対する血清中和抗体価の検査(犬又は猫)
 抗体価0.5IUml以上でなければならず、検査結果は採血日から2年間有効とみなされます。従って、外国に2年以上滞在している場合、現地での抗体価検査が必要となります。

条件④ 抗体保有後の輸出前待機(犬又は猫)
 日本到着時の係留期間が12時間以内となるためには、条件③の採血日から180日間以上経過(採血日を0日とする。)して、かつ2年以内に犬又は猫が日本に到着しなければなりません。海外滞在期間が短い場合には、180日間以上経過という要件を充たすためには、日本から出国する前に採血が行われていなければならないことになります。採血日から180日間以上経過しないうちに日本に到着した場合、不足する日数を動物検疫所の係留施設で係留されます。

条件⑤ 事前届出書の提出
 動物を搭載した船舶又は航空機が日本に到着する日の40日前までに、到着予定空港(又は港)を管轄する動物検疫所に「届出書」を提出します。郵送のほか、FAXも可能です。「届出書」は、動物検疫所(http://www.maff-aqs.go.jp)から入手できます。

条件⑥ 届出受理書
 届出書が受け付けられると、動物検疫所から輸入者に対し、「動物の輸入に関する届出受理書」が交付されます。

条件⑦ 出国前の臨床検査。
 出国前(できる限り搭載前2日以内)に、狂犬病にかかっていないかどうか、獣医師による臨床検査を受けて下さい。

条件⑧ 輸出国政府機関の証明書の取得
 輸出国政府機関が発行する証明書を取得し、日本到着時に動物検疫所に提出しなければなりません。証明書が処置を行った民間の獣医師により署名されている場合、輸出国政府機関の裏書き(公的機関の獣医師のサインと公印、所属機関名、サインした日付)がなければ日本到着時に証明書として認められませんのでご注意ください。
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コメント

血清

PALCOMさん。どうも!

我が家は条件③を先日行い、血清を日本へ送付しました。
これで約2年間はいつでも中国から出国できます。

ペットは家族同然です。
しかしあくまで家畜として扱われるので悔しいところもありますが、
クリアーすべきはクリアーし、家族みんなで暮らしたいものです。

引越し手続きがいろいろ大変でしょうが、がんばってください。

スマイリーさん

ペットがいると、海外移住は一段と大変ですね。
条件が細かいし、移住先の規則まで正確に把握するのは非常に困難です。

しかし、ペットを無事に移住先に連れて行くのは飼い主の責任ですから、がんばるしかないです。

PALCOMさん、こんにちわ。
証券口座のポータビリティについて先日コメントしたフランス在住のdolphinです。
遅ればせながらですが(2年落ちの記事)、この記事にコメントさせて頂きます。以前東マレーシア、ボルネオ島で暮らしていました。これからマレーシアに定年移住する方の参考になれば幸いです。

これからもペット同伴で移住される方は増えることと思いますが、ひとつ注意が必要です。ご存知の通り、マレーシアはイスラム教国家であり、犬と名の付くものはご法度です。驚くべきことにプレーリードッグすらもだめです。(ネズミ目リス科なんですが。。。)

ペットをマレーシアに入れる事はきちんと準備・手続きに従えばできます。ただ万が一、永住に失敗し、日本に帰国し、ペットをマレーシアから出すことになった場合、180日の係留措置は免れない事を知っておくべきだと思います。というのも、狂犬病のワクチン自体がない、しかもワクチンの輸入すら禁止されている有様ですので、狂犬病関係の書類を手に入れる方法がありません。東マレーシアにはJAICAを通じて日本人獣医(希少な野生動物保護および獣医育成のため)が数人いますが、彼らですらワクチンを入手することができないくらいですので、一般の民間人が手に入れられるはずはありません。

したがって、ペットを連れてマレーシアに永住する場合は、ペットを看取るまでは二度と出さない覚悟が必要です。また、獣医のレベルが非常に低く、手術室も不衛生です。またダニ・ノミ対策は必須です。ダニ・ノミを介して感染する南国特有の病気には死にいたるものがありますので、十分注意が必要です。私の友人もそれが原因で犬と猫を亡くしました。

以上の情報は東マレーシアのものなので、西マレーシアでは事情が違うかもしれませんが、大事なペットを連れて行くわけですから、事前の調査は是非して頂きたいと思います。犬や猫は人間の7倍速で生きていると言われているわけですから、180日の係留は彼らにとって×7の時間ということになります。中にはストレスで性格が変わってしまうペットもたくさんいると聞いていますので、連れて行く限りは是非守ってあげてほしいと思います。

dolphinさん

貴重な情報ありがとうございます。定年後をマレーシアで過ごそうという方は増えています。ペット同伴での移住は色々と手間がかかって大変ですね。私も、成田空港で係留されないように、随分気を使いました。180日間の係留というのは、ペットに大きなストレスを与えるものです。

ペット同伴の海外移住では、入国前に既に出国手続きのことも考えておくべきだというアドバイスを獣医さんから受けましたが、全くそのとおりだと思います。日本は狂犬病がないので、一般に、日本から外国への入国は簡単ですが、外国から日本への入国は難しいですね。

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