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海外投資 Q&A その11-2 3人以上の親族による共有名義口座の開設とその税務

夫婦で海外に銀行口座を開設した場合の税務上の取り扱いについて検討します。

まず、口座に預け入れる資産は、そもそも誰の資産であるかが問題となります。

この点、日本の民法では、夫婦別産制を定めています。

第七百六十二条 夫婦の一方が婚姻前から有する財産及び婚姻中自己の名で得た財産は、その特有財産とする。

勘違いしている方も少なくないですが、妻が専業主婦である場合、婚姻中に夫が稼いで得た財産は、原則として、夫の特有財産です。ただし、これでは妻が専業主婦であるケースでは、妻は自己の特有財産を保有することができなくなるため、婚姻中に得た財産は、なるべく夫婦の共有であるというように解釈する立場もあります。この立場によると、夫婦が共同生活を営むために通常必要な資産については、夫婦の共有財産であると考えることになります。夫会社員、妻専業主婦がモデル家族であった頃は、このような考え方も有力でしたが、共稼ぎ夫婦が増えるにつれて、やはり、夫が稼いだ財産は夫の特有財産、妻が稼いだ財産は妻の特有財産と考えるべきであり、妻の夫に対する寄与度は離婚の際の財産分与で評価すれば足りるという見解が支配的です。

夫婦のうち、どちらの財産であるかという問題は、時代背景とともによって結論も変化しますし、具体的な事情(夫が名義上社長だが、実質的な経営者は妻である場合など)によっても異なります。多額の資産をお持ちの方が夫婦で海外口座を開設する場合には、この点につき、専門家の相談を受けてから口座を開設すべきだと思います。一般に高額所得者の場合、夫と妻で収入を分け合って確定申告する(いわゆる二分二乗方式)と有利になりますので、財産の帰属をきちんと決めておくことは非常に重要なことです。なお、国によっては夫婦の財産は共有として取り扱われることもあります(カリフォルニア州など)。

二分二乗方式については、判例もありますので、詳しく検討していきたいと思います。

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ETF

HSBC香港で取り扱っているETFを教えてください。また、同じETFを購入するならBOOM証券で購入するほうがよいのでしょうか?

HSBC香港で購入できるETFについては、HSBC香港のホームページ上から検索できますが、数が少ないので(日本の証券会社と同程度)、ETFを中心とした資産運用を考えておられるのであれば、BOOM証券又は米国の証券会社のほうがよいです。

また、楽天証券で海外ETFのラインナップが充実しつつあります。日本の証券会社で購入できるのであれば、わざわざ香港で運用するまでもないことになります。

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