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ヘッジファンドの破綻と詐欺

米大手ヘッジファンドのアマランス・アドバイザーズが、天然ガス価格の低下の影響で、1週間のうちに資産の65%を失ったと報じられています。損失額は邦貨換算で7000億円を超えるという大規模なもの。日本でもヘッジファンドに投資したいという方が増えていますが、もはや、ヘッジファンドというよりレバレッジファンドと呼んだほうが正しいという声もあるくらい、ハイリスク・ハイリターンなファンドも多いことを肝に命じるべきだということを教えてくれたできごとでした。

もう一つ、こちらは詐欺事件ですが、香港のヘッジファンドCSA Absolute Return Fundの創始者Charles Schmittに対する刑事裁判の判決が明日下されます。このファンドは、いわゆるファンド・オブ・ファンズを名乗っていましたが、著名ファンドに極めて似た名前のダミー会社を設立して、ファンド資金を流用していたという悪質な詐欺です。日本では、あまり被害はなかったかもしれませんが、実は、このファンドは、「預金封鎖に勝つ資産運用」(福島隆彦監修、宝島社)で、優良海外ファンドとして紹介されているのです。従って、海外投資を始めたら、国際的な詐欺事件も対岸の火事ではなくなるという好例といえます。仮に預金封鎖リスクが無視できないとしても、海外投資によってそれ以上のリスクを負わないかどうかを冷静に判断することが大切です。

このファンドは、監査人、カストディアンともに一流であったにもかかわらず詐欺事件が起こってしまいましたので、詐欺の被害に遭うのを防ぐのは難しかったかもしれません。最低投資額が100,000米ドルであったので、海外投資初心者である日本人にとっては敷居が高く、偶然被害が少なかっただけといってよいでしょう。

CSA Absolute Return Fundの詐欺事件に関する記事はこちら。
http://www.financialnews-us.com/?page=ushome&contentid=1045515000

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