日本人がHSBC香港に開設する口座としては、パワーバンテージ口座が一般的ですが、さらに上級の口座として、プレミア口座という口座もあります。
プレミア口座は、initial depositが100万香港ドル=約1,500万円*なので、若干敷居は高くなりますが、パワーバンテージ口座と違って、担当者が付くというメリットがあります。
*非居住者の場合、一度に現金1,500万円を持っていく必要はなく、予め口座開設から1-2ヶ月後に所定の金額を日本その他の外国から海外送金するという約束をしておけば、プレミア口座を開設することは可能です。担当者が付くといっても、自分は英語を話せないので意味がないとお考えの方もおられるかもしれませんが、HSBC香港をメインの取引銀行として長期間(場合によっては、2-3代にわたって)使用するつもりであれば、担当者は付けておくべきだと思います。
長い間、海外口座で資産運用していれば、一度や二度はトラブルがあるはずです。このようなときに、担当者がいれば本当に便利です。
元々、オフショアでの海外投資というのは自分でするものではなく、現地在住のファイナンシャルアドバイザーや会計士・弁護士などの専門家の力を借りてするものです。HSBC香港に担当行員がいれば、その担当行員と専門家の間で処理を進めてくれますので、正確に、しかも素早くトラブルを処理することが可能となります。
HSBC香港に担当行員がいない場合には、仮にファイナンシャルアドバイザーを通すとしても、銀行側に担当となる窓口がないために手続きが遅延してしまいます。
Citibank香港その他の銀行にも同様の担当者付き口座がありますので、本格的に香港で資産運用するつもりの方は、時期を見て、口座をグレードアップさせた方がよいと思います。
プレミア口座には、送金手数料や為替手数料の面でもメリットがありますが、これについては、後日、説明する予定です。
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