2007年4月24日付けの日経新聞に、イギリスが、イスラム国以外では初めて、イスラム国債を発行するという記事が掲載されていました。イスラム債の発行では、イスラム国であるマレーシアが有名ですが、イスラム国以外でも、イスラム教徒向けの金融商品として、イスラム債に対する需要が非常に高まっているとのことです。
イスラム債は、利子の受領を禁じたり、一定の投資対象には投資することを禁じるなどの、イスラム教の教えに背かないようにするための仕組みが講じられている債券で、イスラム教に背かないことを保証するための監督者(イスラム教徒)も付けられます。単なる融資ではなく、売買の形態にしたり、リースの形態にするなどの工夫がされていますが、実際には、利付き債や割引債と機能面で大きく異なるところはないといえます。ただ、イスラム教の教えに背かないことが保証されているため、イスラム教徒にとっては安心して投資できる金融商品であり、社会的責任投資に似た発想があるといえるかもしれません。
イスラム債の需要が高まってきたのは、もちろん、中東諸国の発展が著しいからであり、イスラム国以外でのイスラム国債の発行は今回が初めてですが、イスラム社債は既に数多く発行されているそうです。
嶋田さんのブログ−医師による医師・小金持ちのための資産運用・活用法に、記載されていますが、中東を投資対象としたSPDR S&P Emerging Middle East and Africa ETFを購入することが可能となりました。ただ、嶋田さんもおっしゃっていますが、南アフリカに偏っているのが残念なところです。南アフリカに投資するファンドは既に幾つか発売されていますので、中東への投資割合を増やしてほしかったです。
アクティブファンドとしては、FMGからMiddle East North Africa (MENA)ファンドが発売されていますが、アクティブファンドなので、信託報酬が高いのが欠点です。
ネクストイレブンが、かなり無理に投資対象を選択したという印象を抱かせるのに比べれば、中東の方がずっと期待を持てるように思われます。個人的には、中国A株で得た投資利益を中東に振り向けたいと考えています。
コメントの投稿