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金持ち父さんシリーズについて その1

ロバート・キヨサキ氏の金持ち父さんシリーズを愛読書としておられる方も多いので、このシリーズやロバート・キヨサキ氏の意見について検討を加えて見たいと思います。

金持ち父さんシリーズでは、①世の中の人間は、お金にお金を稼がせる人(資本家)と、お金を稼ぐために労働する人(労働者)の2種類に分けられ、両者は全く異なることを指摘した上で、②資産を形成したいのであれば前者を目指すべきことを述べています。

金持ち父さんシリーズは、投資を始めるきっかけを与えるという点では優れていると思いますが、投資の素人である我々がこの本だけを読んで投資を始めるのは、かなり危険だと感じます。

例えば、ロバート・キヨサキ氏は、投資信託について質問を受けたことを事例にして、以下のように述べています。

「ひじょうに多くの人が、さまざまな投資信託に分散して長期運用するのが賢いやり方だと思っている。私に言わせれば、これは投資の手法としては最悪の部類に入る。」
http://biz.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebrated/person4/070117_person4.htmlより

分散投資か、集中投資かという話題は一般的な話題ですが、ロバート・キヨサキ氏による下記の説明は、妥当とはいえないように思います。

「よく考えてください。これは、この投資システムでは、(投資信託の会社が)自らは投資資金をまったく出さず、リスクをまったく取っていないにもかかわらず、運用益の80%近くを手にしているということなのです。逆に、これだけ長期にわたって投資をし続ける投資家の方は、その資金全部を拠出し、リスクを全部引き受けているのに、運用益の20%しか手に入らないのです。」

投資信託の報酬システムで、金融機関が信託報酬などを受け取る反面、リスクをまったく取っていないとしても、受領した信託報酬をそのまま全額運用しているわけではないので、金融機関が「運用益の80%近くを手にしている」という表現は正確ではありません。より正確には、投資信託の場合、株式の個別銘柄への投資に比べてコストがかかるので、その分、投資によって得られる利益が低下するというべきで、これは事実です。

ただ、海外投資の場合、個別銘柄の選択は非常に手間がかかるため、投資信託以外の手段では、海外投資をすること自体が困難となります。

いずれにしろ、「運用益の80%近くを手にしている」という表現は正確ではなく、より正確には、投資信託の場合、株式の個別銘柄への投資に比べてコストがかかるというべきです。この場合、コストが低いETFを利用するという選択肢もあるわけであり、ロバート・キヨサキ氏も、コストが低いETFを利用するという選択肢もあることは認めています。とすれば、金融機関が「運用益の80%近くを手にしている」から「投資信託は止めるべき」という表現は、やはり誤解を招く表現だと思います。



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コメント

はじめまして^^

私のサイトで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/tosijoho01/archives/50162435.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^

こんにちは。
素人がロバート・キヨサキの話を額面どおりに受け取って投資すべきでないという意見に賛成です。「金持ち父さん」は「不労所得」という言葉が一人歩きしがちですが、彼の話は、最良の投資は自分のビジネスを持つ(起業する)ことという主張が根底にありますから、その文脈で考える必要があると思います。
投資信託についての上記の説明は、投資信託をビジネスと考えたとき、リスクに晒されているのは誰のカネか、そのカネから得られた利益はどのように配分されるかという問題提起だと理解すべきではないでしょうか(そもそも、彼は、株式や投資信託への長期投資で資産形成を目指すというアイディアに否定的なワケですし。)。

まあ、偉そうにコメントしておいて、私が実践しているのは株式への長期投資なんですけど(笑)
でも、いろいろあって、最近は、経済的自由を目指すならやっぱり起業かな~と思い始めています。

ロバート・キヨサキ氏は、プロの投資家ですので、ギャンブルでいうと、胴元になるべきで、テラ銭を払う存在になってはいけないと考えているはずです。そういう意味で、投資信託はプロの投資家が投資すべきでない商品といえるのでしょうが、その説明の仕方が、表現上、若干不正確であるように感じました。

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