プロフィール

PALCOM

Author:PALCOM
Patent and Legal Com (HK) Ltd.

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

全ての記事を表示する

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

物作りは善 金融は悪なのか? その1

日本人は物作りが得意で、自動車などの分野では、世界を席巻したといっても過言ではありません。他方で日本は金融分野が遅れています。国家として、日本は物作りで食べていくという考え方は正しいと思いますが、この考え方が曲解されると、物作りさえしていればよいという考え方になり、さらに物作り以外は悪だという考え方につながります。そして、日本的な道徳観とバブル経済に対する反省から、「悪」とされる対象は金融や投資であることが多いです。

ただ、「原点に戻って、物作りを重視する」ことは、それ以外のことを無視してよいことでは当然ありません。私自身は理系出身の人間で、物作りを応援する仕事(特許の仕事)に携わっているので、、「原点に戻って、物作りを重視する」という考え方には賛同しますが、「物作り以外は軽視又は無視する」という曲解した考え方には賛同しません。

企業において、資産やキャッシュフローを適切に管理することは非常に重要です。他方で、本業である物作りを忘れて投資だけに注力することは妥当ではありません。別の言葉で言えば、「本業である物作りを忘れて投資だけに注力すること」は、「物作りを大切にする」という考え方と両立しませんが、「お金の管理をきちんとする」ということは「物作りを大切にする」という考え方と両立します。むしろ、両立するというより、物作りをきっちり行っていく上での必須の前提条件といえるでしょう。フローが途切れれば企業は倒産して「物作り」ができなくなりますし、資産を遊ばせていれば性質の悪い企業に狙われやすいからです。

今回のスティールvs.ブルドックソースの買収騒ぎの根本原因として、ブルドックソースが適切な資金調達を行わず、株主資本が過大になっていたことが挙げられます。

この点に関して、金融の専門家が、日本の上場企業経営者はWACC(Weighted Average Cost of Capital)という言葉を知らないが、米国のCEOではあり得ないことだとおっしゃっています。

野村證券の証券用語集によると、WACCとは、「企業全体の資本コストを算出する際に用いられるもの。株主資本コストと負債コストの加重平均。WACCに投下資本をかけると、資本コストが求められる。」

WACC = [rE × E/(D+E) ] + [rD×(1-T) × D/(D+E)]

 rE = 株主資本コスト
 rD = 負債コスト
  D =有利子負債の額
  E =株主資本の額
  T =実効税率

(続く)

スポンサーサイト

<< 物作りは善 金融は悪なのか? その2 | ホーム | リタイア後に何をするか? その2 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。