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エマージング株式投資は儲かるのか? その1

先日の記事でも少し言及しましたが、高い成長が期待できるという金融機関の宣伝などに乗ってエマージング株式投信に投資している方も多いと思います。ただ、高い成長が期待できること=投資で利益が得られることは必ずしも同義ではないことに注意が必要です。高い成長が期待できることは、投資で利益を得るための必要条件ですらありません。

実際のところ、エマージング株式への投資が、先進国への投資に比べて格段に儲かることを示す確実なエビデンスは存在しないようで、それが当然だと思います。そのようなエビデンスが存在すれば、誰しもエマージング投資に乗り出すので、結局、過剰な期待により、エマージング株式が値上がりしてしまうからです。

特に、最近のエマージング株式の収益率は年利40%とか異常なものなので、このような利率が続くことを期待してエマージング株式に投資することは禁物だといえます。

高い成長が、投資での利益を必ずしももたらさない理由として、以下のような理由が指摘されています。

①高い成長に対して過度な期待が抱かれる結果、株価が割高になってしまう

エマージング株式市場は相対的に規模が小さいので、株価の暴騰が起こりやすいく、特に注意が必要です。割高なときに買っても損をする可能性が高いというのは当たり前だと思われるかもしれませんが、個別株の経験がないから、まずは投信からという金融機関の口車に乗って投資を始めた方にはPERという言葉すら知らない方が少なくなりません。そういう意味で、まずは投信という誘い文句にも疑いの目を向けるべきだと思います。株価が割高でないときに購入し、長期間(20年、30年の単位で)ホールドする覚悟が必要だといえます。さすがに20年後、30年後の成長は株価に織り込まれていないので、その国が成長を続けることができれば、投資家はその果実を享受できる可能性が高くなるでしょう。

このように説明すると、私は現在60歳なので、そんなに長い投資はできないという方がいますが、このような方は、一時的には勝てても、長い眼で見ると投資で利益を得ることは難しいように思います。いくら必要だとか、いつ資金が必要だとかいう個人の事情とは無関係にマーケットは動くという基本を無視しているからです。

(続く)
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コメント

丁寧なご意見ありがとうございます。
現在HSBC香港に口座開設を考えているものなのですが、
①配当は雑所得として総合課税
②キャピタルゲインは申告分離課税で税率20%
③ファンドによっては非課税のものがある
で合っているでしょうか?

税理士さんのサイトで全て総合課税という情報も見て気になっているのですが・・・。

エマージング株式ファンドの誘惑

海外株式ファンドを先進国高配当株式ファンド8割、エマージング株式ファンド2割の割合で保有しています。
今年の10月までのリターンが先進国高配当ファンドでは10%であるのに対し、エマージング株式ファンドは40%です。リターンにこれだけ違いがあるので、エマージング株式ファンドの保有比率を上げたくなる誘惑にかられてしまいます。

引退後の投資可能期間

厚生労働省の出してる統計生命表によれば60歳の平均余命は男22.09年に女27.66年だそうで。60歳だから長期投資できない、なんていうのは暴論ですよね。

初心者さん
ご質問に対する回答は、本文記事に記載しました。

ぷーさんさん
エマージング株式の保有比率は、上げたくなりますね。私自身、上げていますし。経験が十分にあり、リスクコントロールする自身があるのであれば、それもよいのではないでしょうか?

まひわりさん
ご指摘のように、60歳だから長期投資できないわけではないのですが、投資家本人が、長期投資できないと決め付けている場合が多いです。

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ジェレミー・シーゲルの「成長の罠」は新興国に当てはまるか(7:当面の結論)

前回の話 2009.12.5 http://otsu.seesaa.net/article/134738480.html の続きです。 今回は、データによる検証でなく、論理的にこの問題について考えてみたいと思います。 「成長の罠」というのは、高成長率の新興国の株式に投資すれば、大きなリターンが得られるとする考..


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