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著作権侵害を甘く見てはいけない

個人がブログを持っている場合、大した人数が閲覧しているわけではないからとか、まさか、著作権者が訴えを起こしてこないだろうと甘く見ていることが多いと思います。ただ、個人のブログも閲覧数が多くなると、大きな影響を持つことがありますし、インターネットでビジネスを始めた場合には、「著作権法を知らなかった」では済みません。

ミネソタ州で、楽曲を違法にダウンロードした女性に巨額(邦貨で約2,600万円)の賠償を命じる判決が下されました。この女性は、24曲をダウンロードしたので、1曲当たり約100万円という高い値段で楽曲を購入したことになります。

以前にも、相互リンク先のブログで、証券会社のセミナーの内容をブログで紹介する行為について、著作権に関して若干の議論が起こりました。いただいた反論は、概ね以下のようなものでしたが、法的には根拠がないと思います。

①著作権侵害は親告罪である。
親告罪は、被害者の告訴が公訴提起の要件となっている犯罪です。著作権の親類である特許権は非親告罪ですが、著作権は親告罪です。従って、被害者が告訴する可能性がゼロであれば、著作権侵害罪に問われることはありません。しかし、これを逆にとらえれば、「被害者が告訴する可能性がゼロ」でなければ、著作権侵害罪に問われる可能性があるということです。

②権利者でない者がセミナーの掲載を止めさせるのはおかしい。
権利者でない者が、著作権法に基づいて、賠償請求なり、差し止め請求をすることはできませんが、ここでは、単に、賠償請求されたりする可能性があるので止めたほうがよいのではないかと、忠告しているだけです。

③守秘義務があるわけではないので、ブログにセミナーの記事を掲載してもよいのではないか?
守秘義務と著作権には、直接の関係はありません。小説を読んだ者に守秘義務はありませんが、小説をブログに無断で掲載すれば、著作権侵害になり得ます。

④ブログという個人の表現の自由を、より保護すべきだ。
著作権法には、表現の自由と著作権者の権利を調整する規定がいくつか置かれています。従って、その規定を遵守すべきです。既存の調整規定が、ブログという新しい表現手段による個人の表現の自由の保障に十分でないというのであれば、新しい条項が追加されるのを待つべきです。

閲覧者が多いブログになると海外の読者もおりますし、ブログがビジネスに結びつくことも少なくないでしょう。著作権侵害が生じないように、著作権の基礎知識を持っておくことは必要だと思います。



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