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退職後の資産運用について その2

退職後又は早期リタイア後の資産運用ツールとしてFXを検討されている方も多いと思います。日本円の金利はゼロに近いままですので、FXで儲け易い状況にあることは確かです。

ただ、儲け易い状況にあることと、儲け易い状況がこのまま継続することとは異なるので注意が必要です。各種の宣伝を見ると、「サラリーマンが○○円儲けた!」などという威勢のよい記事が掲載されていますが、その背後に存在するリスクについては言及されていないようです。

相互リンク先の梅屋敷商店街のランダムウォーカーでおなじみの水瀬さんも、退職後の資産運用にFXを利用することについて注意を発せられています。スワップ金利狙いは投資で、為替差益狙いは投機だという考え方があるようですが、理論的には、為替と金利でゼロサムゲームといわれているという趣旨の注意を喚起されています。全く同感です。

理論的に言えば、金利差による儲けは、いずれ為替の減価によって相殺されるわけですから、為替が減価する前に決済しなければ金利差による儲けが実現せず、結局、為替が減価するのがいつかが分からない以上、FXは全体として投機的要素が強いといえます。


リスクを取ってでもFXに投資しないとリターンが得られないという考え方についても、そもそも、為替取引がゼロサムゲームであるとすれば、取るべきリスクかどうか疑問であるという点で納得できません。

エコノミストの予想は外れることも多いですが、新聞記事に、1ドル80円台になることもあり得るという予想が掲載されていました。低金利の中、FXぐらいしか投資対象がないという主張も分からないではないですが、少なくとも、退職後の運用として、FXは適さないと考えます。

ところで、為替より株式の値動きの方が論理的といわれているのですから、FXへの投資を肯定するのであれば、外国株式への投資を考えてみてもおかしくはないはずですが、外国株式への投資は怖いと思う方が多いようです。株式には信用リスクがありますが、有名な企業であれば、めったに倒産することはありませんので、株式は怖いが、為替は怖くないというのは理論的にはクエスチョンマークが付くように思えます。
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コメント

お礼とご報告

こんにちは、水瀬です。
記事でのご紹介、ありがとうございました。

おそらく某ブログへの私のコメント書き込みをご覧になられて、ご紹介くださったのだと思います。
せっかくですので、そのコメントを引用する形で、うちのブログでもエントリーを立ててみました。
トラックバックさせていただきます。

水瀬さん

コメントとトラックバックありがとうございました。

「理論的には、「FXは為替差益とスワップポイントを合わせてゼロサム」と言われております。」というのは、まさにその通りですよね。

FXを否定するわけではないのですが、この低金利下で、消去法的に残ったのがFXだからという理由で、FXの理論をよく知らずに、退職後にFXを始めるのはよくないと思います。

アメリカのサブプライム問題も根深く、米国の高官も80円代までドル安になるとか言ってますし、退職後に無理な海外投資は禁物でしょう。

資産運用

はじめまして。
FXをはじめてみようかと思った者ですが、なるほど。
やめたほうが無難そうですね。
勉強になりました。

必ずしもFXが駄目な金融商品というわけではないですが、内外金利差のみに着目して安易に投資するのは避けるべきではないでしょうか?特に、退職後の資産運用にFXを活用しようとされる方は、十分な勉強が必要だと思います。

スワップ

FXを勧める人々の多くは、スワップはフューチャーズ(先物)、オプションと並ぶ3大デリバティプだという説明をしていませんね。
意識的に説明を省いているのか、浅学なのかわかりませんけど。

デリバティブで利益を上げ続ける難易度を考えますと、簡単には手出しできないのですけどね。

そもそもスワップ金利の計算式すらわからないのですから。(かく言う私も計算式を知りません。)

FXに限らず、実態は複雑な金融商品で、素人が購入することに疑問符が付くような商品でも、わざとその事実を隠していることが多いですね。FXや仕組み預金などはその一例だと思います。

ご指摘いただいたように、一時的に利益を上げられても、果たして「利益を上げ続ける」ことができるのか疑問です。

株式への長期投資がプラスサムゲームであることが明らかなのですから、金利平価説が云々と議論するより、素直に株式へ長期投資すればよいと思います。

水瀬さんのコメントにもありましたように、固定金利の外債+株式に投資して、インフレヘッジは株式で行い、リスク許容度に応じて株式の比率を下げるという単純な方法がよいのではないでしょうか?

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