日米ともに株価の下落が止まりません。BOOM証券口座のファンド・株式類で最も保有割合が高いのが、UltraShort S&P 500 ProShares ETFになってしまいました。ただ、目先の株価を気にしても仕方がありませんので、このようなときこそ長期的戦略に目を向けるのがよいのかもしれません。株価がこれほど動くということは、短期的な視野で株式を売買している投資家が多いと考えることができますので、長期的な視点で投資を継続していくことが重要でしょう。
国内株投資と外国株投資の実質リターンについて検討しています。多少退屈な話題かもしれませんが、長期投資家の場合、頭を使うところはこれ位しかないので、止むを得ません。
本日(2008年1月18日)のTOPIXは1296.82で、S&P500は1333.25です。Yahoo FinanceでHistorical priceを検索できますので、過去の値動きを見てみますと、S&P500がこの水準にあった最も過去の時点は、1999年4月です。日本のバブル崩壊のみが注目される傾向にありますが、アメリカのITバブルも大きな爪あとを残していることが分かります。短期的に売買することが当然だと思われているために、10年間株式を保有するつもりだというとびっくりされることが多いですが、長期投資を勧める教科書にも書かれているように、10年間だとむしろ長期投資としては十分なタイムスケールでないことが分かります。バブル経済の崩壊など大きな影響を及ぼす出来事があった場合には、10年というタイムスケールでは影響を吸収しきれないからです。
次にTOPIXですが、TOPIXが1296.82の水準にあった最も過去の時点は、1985年頃ですので、23年前の水準から変わっていないことになります。長期的な株価の推移を対数目盛りでみると、S&P500はほぼ直線になるのに対して、TOPIXは全く直線になっていません。
ところで、23年前のS&P500の水準を調べてみると、180-210程度です。従って、少なくともアメリカの株式に投資していれば、23年のうちに、ドルベースで6倍以上資産が増えたことになります。TOPIXに投資していた場合、資産は全く増えていないわけですから、為替レートの推移に関わらず、米国株投資の勝ちはこの時点で確定しています。ただ、為替を加味することによって、実質的なリターンはどうだったのか、さらなる検討が必要です。
(続く)
コメントの投稿