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そして海外投資家は非居住者を目指す その1

オフショアに海外口座を開設することの本当のメリットは、非居住者になる(=海外移住する)ことによってしか得られません。日本に住み続けることを前提にするのであれば、資産保全目的であっても、資産運用目的であっても、手間やコストがかかる割りに、それほど大きなメリットが得られるわけではありません。

このことを理解している方が非常に少ないようです。

「香港での資産運用の大きな魅力」という題で他のところに私が書いた記事を引用します。

以下引用
----------------------------------------------------------

長引くゼロ金利への不満と累増する国債残高への不安を背景に、徐々にではありますが、日本でも海外投資に目を向ける方が増えています。「バブル崩壊後の超低金利政策で家計が得そこなった金利収入が304兆円にのぼるとの試算」(2006年2月24日付け日経記事)があるにもかかわらず、その上、さらに消費税増税の声も囁かれているのですから、日本から海外に資産を移し、海外で運用しようと思う方が増えるのも無理のない話です。

現在のところ、日本人が海外に投資する場合、日本国内の銀行や証券会社を通じて金融商品を購入するのが主流ですが、日本人にとって最も身近なタックスヘイブンである香港に銀行口座や証券口座を開設して、インターネットで海外ファンドや外国株式を購入するという方法をとるケースも、都市部のホワイトカラーや自営業者を中心に注目を集めています。まだまだ海外投資人口が少ない日本と比べて、香港では、金融商品の取り揃えが圧倒的に豊富ですから、この点に着目して香港での投資に魅力を感じる方が多いようです。

しかし、金融商品の豊富さ以外に、香港の金融機関を通じて海外投資することには、忘れてはならない大きな魅力がもう一つあります。それは、香港の金融機関を通じて購入した金融商品の譲渡益(capital gain)や香港の銀行に預けてある預金の利子は、日本の税法上、国外源泉所得(=日本国外で得た所得)となるということです。

日本では外国の金融機関で資産運用するという習慣がありませんでしたので、あまり知られていませんが、実は、日本の税法上、国内源泉所得と国外源泉所得には、以下の大きな差があります。

①日本国内に居住する者(日本の税法上の居住者)
 ・国内源泉所得 課税される
 ・国外源泉所得 課税される
②日本国外に居住する者(日本の税法上の非居住者)
 ・国内源泉所得 課税される 
 ・国外源泉所得 課税されない

つまり、居住地を国外に移してしまえば、海外で得た運用益は日本に納税する必要はなくなるわけです。もちろん、日本で納税義務を逃れても、居住地国で課税される可能性は残るわけですが、①運用益に対する課税がない国、②自国内に送金しない限り国外所得に課税されない国、③外国人の国外所得には課税しない国など、世界には様々な国がありますので、このような国を居住地国として選択すれば、居住地国での課税を免れることは簡単です。

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このように、海外口座と国内口座の最も大きな差は、「預金利子やcapital gainが国内源泉所得から国外源泉所得に変わる」ことであることを理解しなければなりません。

つまり、所得の源泉を予め国外に変えておき、その後、居住地を外国に変えてしまえば、合法的に節税できるわけです。

将来、非居住者になろうとすれば、外国語も勉強しなければなりませし、運用益だけで暮らせるようにしなければなりませんので、海外投資は道楽ではなく生活手段となります。そして、だからこそ、本気で海外投資や外国語を勉強しようという気になるのです。

以降の記事では、将来海外移住を考えている方や既に海外で暮らしている方のために、各国のビザ制度や税制などについて比較検討していきたいと考えています。




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コメント

いつもありがとうございます

PALCOMさん
はじめまして。
いつも有益な情報をありがとうございます。
儲かったや負けたの海外投資ブログが多い中、
PALCOMさんのブログは海外投資において避けて通れない非常に重要な点を冷静に考えさてくれる存在です。
これからも海外投資者に向け有益な情報を発信し続けてください!!

非居住者です。

PALCOMさん。どうも!
このシリーズは大変楽しみです。
日本非居住者としてメリット・デメリットがあります。
メリットばかりが強調されますが、デメリットも理解した上で非居住者としての立場を最大限利用できたらと思います。

現在は所属会社にオンブにダッコ状態です。
将来的には会社をリタイアし、全て自分で行わなければなりません。
今の内に勉強しておきたいと思います。

ひよこ豆さん、はじめまして。
投資関連の雑誌やホームページには、読むに値するものが少ないように思います。特に、海外投資関連のホームページは、やたらと危機感を煽ったり、リスクを隠して儲かることだけを強調するであったり、誤った情報を流していたり、無責任なものが多いです。「儲かったや負けた」の海外投資ブログがつまらなく思えるようになったら、海外投資に成功する確率はかなり上がるのではないでしょうか?
今後とも、ご愛読ください。

スマイリーさん、こんにちは。
スマイリーさんは、既に非居住者ですので、非居住者のデメリットも実感されていることでしょう。非居住者の方こそ、香港での資産運用によって大きな利益が得られます。既に国外に居住している方であれば、海外に口座を開設することにも抵抗は少ないと思われますが、まだ、香港で資産運用するという発想自体が一般的
でないようです。

危機感の不足

PALCOMさん。どうも!
海外赴任者は海外生活をしている関係で
海外口座開設には全然抵抗はないと思いますが、
比較的恵まれた環境・条件で仕事をしている日本人が多く、
危機感が不足しているのです。
また日本へ帰りたいと思っている人も多く、
リタイアしてまで海外で生活したくないと思っている人もいると思います。
その辺のバランスですね。

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