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4分割ポートフォリオについて その1

「お金は銀行に預けるな」(光文社新書、勝間和代著)という、これから投資を始める人向けの本に4分割ポートフォリオが記載されているそうです。国内株式・国内債券・外国株式・外国債券という4つの資産クラスに1/4ずつ単純に資産を分配していくだけで、リスクを低下させながら、数%というリターンを得ることができるというものです。

これに対して、現在は、投機マネーが増えているので、この方法では、数%のリターンはとても得られないというような意見がありました。

このような批判がある場合、まずは、4分割ポートフォリオというアプローチの過去における成績を見てみるのが有効だと思います。これまで長期にわたって有効なアプローチとして生き残ってきた方法は、これからも有効である可能性が高いからです。

4分割ポートフォリオというのは、とても単純な方法なので、「投機マネーが増えているので、この方法では、数%のリターンはとても得られない。」というような意見を聞くと、「こんな誰でもできる方法では儲からなくなっているという意見の方がやはり正しいのではないか?」と動揺してしまう方が少なくないはずです。しかし、4分割ポートフォリオは、過去において非常に有効であることが証明されています。手元に本がないので、正確なデータが出せませんが、確か、このポートフォリオを採用することで、任意の10年間を取り出した場合にプラスになる確率は非常に高いというデータがあったと思います。外国の年金基金などではプロを雇って、より複雑なポートフォリオにしているところもありますが、日本の年金は、基本的に4分割ポートフォリオですし、単純そうに見えますが有効性は高いといえます。

実際問題、素人が目利きできない複雑な商品に手を出して失敗するより、まずは、4分割ポートフォリオで運用する方法を考えるべきでしょう。

しかしながら、過去において有効であったとしても、今後、有効であるとは限らないことは事実です。「投機マネーが増えている」のは事実ですので、このような批判について検討することは重要です。

投資法というのは、結局のところ、リスクを低減して、よりよいリターンを確保するというだけのものなので、ある投資法の有効性がなくなったということは、リスク低減効果がなくなったか、リターン獲得効果がなくなったか、あるいはその両者かということです。「リスク低減効果がなくなったのであれば、それは何故か?リターン獲得効果が低下しているというのであれば、それは何故か?」ということを考えれば、その投資法をどのように修正していけばよいか分かるはずです。その結果、素人が手の負えない修正が必要であればその投資法は使えないことになりますが、歴史的に生き延びてきた方法では、修正が可能なケースが多いと思います。

基本はやはり基本に過ぎないので、実際には、修正を施す必要があることが多いと思います。社会の経済状況だけでなく、個人的な経済状況も影響してきますので、基本がそのまま使えることの方が少ないかもしれません。実は、基本を修正するところからが真の勉強といえるのでしょうし、それができるようになって初めて、基本が身についたといえるのだと思います。
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