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「投資」と「投機」の違いについて

「投資」と「投機」の違いについて、ご質問をいただきました。

それほど多くの投資本を読んでいるわけではありませんし、明確な結論が出せない問題であるような気がしていたので、あまりこの問題に関して考えたことはありませんでした。

一般に、「投機」というのは、あまりイメージがよくないように思います。従って、自分の投資手法が「投機」に含まれないような定義を選んでしまう傾向があるかもしれません。

分散投資派からの定義は以下のようになるでしょうか。

個別の取引で儲けようとするものは「投機」である可能性が高い。100銘柄保有していようと、200銘柄保有していようと、個別の銘柄の騰落が気になるのであれば、それは主観的には「投機」であるといえる。

もちろん、利得が得られることが確実な種類の取引であれば、「投機」には該当しませんが、その取引によって利得が得られるかどうかが不確実であるのに、利得が得られることに賭けて金銭をつぎ込むのであれば、それは「投機」といえるでしょう。

これに対して、分散投資派は、個別の取引が儲かるかどうか予測できないと考えているので、個別の取引で儲けようとする意思はありません。個別の銘柄が値下がりしようと、最悪の場合、その会社が倒産しようと、それは想定内のことです。

将来は確率論的にしか予測できないという立場に立脚して出資しているのが「投資」で、将来は断定的に予測できるという立場に立脚しているのが「投機」だといってもよいでしょう。

ロシアは石油に依存しているので、繁栄は長く続かないだろう。何故なら、代替燃料の開発が進んでいるから。従って、ロシアは売りだというような判断をする方がいます。しかし、代替燃料の開発が上手くいくのか、技術的に開発に成功しても、実用可能なレベルまでコストを下げることができるのか、石油は燃料以外としても使われているが、その点は考慮しているのか、など反論することが可能です。将来は断定的に予測できると思い込んでいても、そうでないことが殆どなので、この種の取引は、殆ど全て「投機」だといってよいと思います。ただ、本人は、主観的には、自分の判断は正しいと思っているので、本人にとって、この取引は、「投機」ではありませんが。このギャップを上手く利用しているのが、業者でしょう。

人間は確率論的に物事を把握することに不安を抱きますし(何かにつけて、断定的に判断しないと不安になる。)、分散投資派の考え方は、ある種、敗北主義的なところがあるので、人々は「投機」をしたがるのかもしれません。

明日の天気を当てようとするのが「投機」で、明日の天気は当てられないが、いつか雨が降ることだけは確かだと考えて、いつも折り畳み傘を持ちくのが「投資」と思います。前者に必要なのは、明日の天気を予想する方法ですが、後者に必要なのは、持ち歩きに適した安い傘を売っている店だけです。やはり、「投機」と「投資」は質的に異なるのではないでしょうか?
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投資と投機、投資とトレード(2)

相互リンク先のPALCOMさんが、「投資と投機」に関する記事を書かれていました。 「投資と投機」については、過去に記事を書いたことがあります...


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