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外れ値について その2

日本の各産業の株価について、横軸をROE、縦軸をPBRとするグラフを作成すると、不動産業を除いて、ほぼ線形関係になるという記事が昨年度のエコノミスト誌に掲載されていました。

PBR=k×ROEになるので、

PBR/ROE=k=一定ということになります。
(実際には、直線の切片が0ではないので、完全に一定にはなりません。)

PBR/ROE=PERですので、横軸をROE、縦軸をPBRとするグラフを作成したときに、線形関係になるということは、どの産業においてもPERはほぼ等しいということになります。エコノミスト誌には、PERの話は出ていませんでしたが、どの産業においてもPERはほぼ等しいという事実を覚えておくことは役に立つはずです。

どの産業においてもPERがほぼ等しいということは、基本的に、株価はフロー(収益)に着目して決まるということを意味しています。

ところが、不動産業は、直線の上に飛び出したところに位置していますので、この原則が成り立っていません。ということは、不動産業に限っては、株価はフロー以外の要因にも着目して決まっていることを意味するはずです。エコノミスト誌の記事は、この点をメインにしたもので、それは、結局、資産価格の短期的な増大に着目したものであると推測できるとしています。端的に言ってしまえば転売による儲けを目的とした株価がついているということで、この時点で、不動産業界の株価はいずれ調整されるだろうと、記事は予測していました。

外れ値が存在するときには、①いずれ調整される、②調整されないという二通りの可能性が考えられ、調整される場合にも、幾つかの可能性が存在します。記事の例でいうと、PBR不変で、ROEが上昇する場合と、PBRが下落し、ROEが不変である場合が考えられますが、個人投資家の場合には、痛い目に遭わないことを原則とすべきなので、外れ値はいずれ調整され、それは悪い方向に調整されると考えておくべきだと思います。

いくらほったらかし投資といっても、半年に1回くらいでよいので、健康管理における脈拍や血圧に相当するような値は気にかけておくことは、ほったらかし投資の方針に反するものではないでしょう。
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コメント

この記事に関係ないことですみません。

うさみみのブログで、PALCOMさんの「60歳1億円」の検証の2つの記事を取り上げさせていただきました。

ご迷惑をおかけするようなら、削除いたします。

うさみみさん

コメントありがとうございます。

記事を取り上げていただき、ありがとうございます。うさみみさんのおかげで、改めて貯蓄率の重要性について気づきました。

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