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ヘッジファンドは打ち出の小槌か?

ファイナンシャルジャパン2007年1月号に「あなたも買えるヘッジファンド」という表題の記事が掲載されていましたので、ご紹介します。

ヘッジファンドが大衆化するにつれて、ヘッジファンドに対する関心も増大していますが、投資の初心者やリスク許容度の低い投資家が投資すべき金融商品であるのか検討が必要だと思います。

まず、ヘッジファンドの定義ですが、「明確な定義はない」のが現状のようです。
☞ヘッジファンド調査の概要とヘッジファンドをめぐる論点

上記金融庁の調査では、①レバレッジの活用、②成功報酬の徴収、③ヘッジファンド投資戦略の3要素を有するファンド(ファンド・オブヘッジファンズを含む。)と広義に定義されています。③ヘッジファンド投資戦略としては、グローバルマクロ、株式マーケット・ニュートラル、株式ロング・ショート、債券アービトラージが挙げられています。

上記定義のうち、②成功報酬の徴収により、過度なリスクをとる可能性が考えられ、それが①レバレッジの活用によって増幅されることが危惧されます。これが、③ヘッジファンド投資戦略によって低減されるかどうかですが、現実には、ヘッジファンドの破綻確率は非常に高くなっているようです。実際、この点に関して、「世界で約9000本あるヘッジファンドのうち、昨年一年間だけで1000本近くが破綻した・・・ヘッジファンドは同じ失敗を何度繰り返せば気が済むのか」という指摘がなされています(ファイナンシャルジャパンp.31)。

以上を前提とすれば、少数のヘッジファンドに資産を集中させることは非常に危険で、どうしてもヘッジファンドに投資したいのであれば、ファンドオブファンズに投資するか、マンインベストメント(1783年創業)のような定評あるヘッジファンドに投資すべきといえます。

「アマランスアドバイザーズが破綻した一方で、BPキャピタルズは120%もの収益を達成した」という記事(エコノミストp.23、2006年11月28日号)を読めば、マーケットトレンドを見極められるヘッジファンドを、個人投資家が見極めることは不可能と思います。

いずれにしろ、ヘッジファンドは、投資の初心者やリスク許容度の少ない投資家が投資すべき金融商品ではないといえるでしょう。

☞ヘッジファンドの詐欺リスクについての記事はこちら


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コメント

Palcom様

以前、MANのヘッジファンドについて、10月のプログで質問させて戴いたものです。現在、「香港の証券会社(KGI証券およびBOOM証券)で販売されているMan Investment社のファンドは、Man AHL Diversified Futures LimitedとMan Hedge Diversified Limitedのどちらかを、来年早々ぐらいに購入しよう考えております。ただしここ2年程はリターンがそれぞれ、約9%/年、約5%と手数料の割には少ないなと感じてますが。。しかし他のヘッジファンドよりは、リスクが少ないと考えてますが、どのような点が他のヘッジファンドと違うのでしょうか?やはり情報を公開している安心感でしょうか?
また、Man AHL Diversified Futures LimitedはいわゆるADPと同ファンドとお聞きしましたが、Man Hedge Diversified Limitedはどのようなファンドかおわかりになりますようであれば、ご教授よろしく御願い申し上げます。

マンさん

失礼を承知で書かせていただきます。
Man社のホームページは確認されていますか?
https://www.maninvestments.com/products/index.jhtml
Prospectus(目論見書)もそのページからたどれます。
誰でも検索すればわかる情報をPALCOMさんに聞いているようでは、海外投資をするにはちょっと…。
しっかりとしたアドバイザ経由で投資されたほうが良いと思います。

まさ様
どちらのProspectus(目論見書)も十分読んだ上でご質問させて戴きました。しかし、このレベルの理解であれば、確かに投資するに値しないかもしれません。
最近、山崎 元さんの『投資バカにつける薬』を読みましたが、完璧に理解できない商品には投資してはいけないのかもしれません。しかし、どうしてもこれらマンのヘッジファンドが私には気になってしょうがないのです。

マンさま

あなたが強くマンに引かれるのは分ります。 何より信頼性とトラックレコードだと思います。
私はもう10年近くマンをやってきましたが、過去のグラフは忘れたほうがいいと思うようになりました。
トレンドフォロー型投資会社が増えすぎて、かつての利回りが出せなくなってきたのです。
アービトラージが手法として行き詰ったのに似てる経緯となるのかもしれません。ご注意のほどを。

井の中の鯨

PALCOMさん、そして皆様。
私も昨年Man社の商品Man IP-220 class bondsを香港にて購入しました。
1年での成績はマイナスです。
初年度の成績は比較的よくないというのが元本確保型のヘッジファンドには良くあるということのようです。

しかし私が危惧しているのは本来ヘッジファンドは株式市場に左右されないというのが強みのはずが、
今年の成績は世界の株式市場と一緒に騰落しています。
井の中の鯨になりつつあるのではないでしょうか。

あとここ最近の傾向として株式市場と商品市場がリンクし始めている。とくに原油や希少金属関連。
商品市場のヘッジ機能があまり有効ではなくなってきているのではと感じています。

世界の有り余ったオイルマネーが悪さをしています。
商品市場が需要と供給とは関係ないところで騰落しています。単なる投機目的での資金投入です。
これは過去にもあった話のようですが、ここ最近の動きは少し異常のようです。

ヘッジファンドはそもそも「ヘッジするための」ファンドなので、自分のPFのバランスを考えて、許容できる範囲内で投資すべきもの。誰でも「買える」かどうかと「買う必要がある」かどうかはまったく別次元の話です。
日本株や米国株のインデックスとヘッジファンドを単純に比較してトラックレコードの良い方を選ぶという発想自体がナンセンスで、PFがヘッジファンドで埋まってしまったら本末転倒です(全体としてきちんと「ヘッジ」されていれば別でしょうけど)

皆様、コメントありがとうございます。

私自身は、ヘッジファンドには投資していないので、表面的な知識しかありません。幾つか重要なコメントをいただいたので、別の記事にさせていただきたいと思います。

ヘッジファンドに投資するにせよ、投資しないにせよ、もはやその影響を考えずに投資することはできなくなっています。


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Man-IP 220 Ltd USD-class bonds Report of Aug. 2006

Man Investments Prices2006年10月末の成績です。▲0.55%先月の▲1.9%よりは少し改善しましたが、なんだかなあという感じです。PALCOMさんの海外投資塾でもヘッジファンドについてコメントさせていただきました。


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