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複数通貨で同一ファンドを購入した場合の分散効果について その1

「同一のファンドが複数の通貨建てで売られている場合に、複数の通貨建てで購入すれば分散効果が増大しますか?」という趣旨のご質問をいただきました。

基本的な問題ではありますが、混乱しがちな問題です。既に、相互リンク先の梅屋敷商店街のランダムウォーカーにおいて、「ドル建てファンドは円建てファンドより為替リスクが高い?」という表題の記事で水瀬さんが回答されておられます。同記事のコメント欄を読みますと、議論がかなり紛糾したようですが、水瀬さんがおっしゃっておられるように、
「単に表示方法の違い(普段から円転表示にしているか、売却時にまとめて円転表示にするか)だけで、両者は結局「同じ」ことになるはずです。」というのが正しい結論といえます。

要は、最終的には同じ商品を購入しているのだから、価値は同じだということです。

1ドル=100円=金1gと仮定します。

Aさん:東京で200円相当分の金=2gを購入
Bさん:東京で100円相当分の金=1gとニューヨークで1ドル相当分の金=1gを購入

Aさんには、毎月円建てで金価格を表示したレポートが送られてきます。
Bさんには、毎月円建てで金価格を表示したレポートと、ドル建てで金価格を表示したレポートが送られてきます。

1ドル=X円=金Ygとなったと仮定します。
金を中心に式を書き換えますと、金1g=1/Yドル=X/Y円です。

Aさんには、金2g=2X/Y円の価格であることを示すレポートが送られてきます。
Bさんには、金1g=X/Y円であることを示すレポートと、金1g=1/Yドルであることを示すレポートが送られてきます。

1ドル=X円ですので、1/Yドル=X/Y円です。

従って、Bさんが所有する金2gの価値=X/Y円+1/Yドル=2X/Y円=Aさんが所有する金2gの価値です。

結論は明らかですが、この事案は各種の教訓を含んでいるように思います。

(続く)
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コメント

はじめまして、いつも楽しみに拝読させていただいております。すでに語りつくされたことなのかもしれませんが、少し混乱したので質問をさせてください。①円建てとドル建てで②将来は円転するという前提であれば「分散効果は錯覚」だと思うのですが、ドル建てとユーロ建てで購入した場合も同じ結論になるのでしょうか?

熊さん

コメントありがとうございます。

混乱しそうな話題ですし、実際に、誤解したまま海外投資をしている方が多そうですので、「ドル建てとユーロ建てで」購入した場合について、次回記事で検討してみます。実際には、ドル建てだけだと心配なので、ユーロ建てで購入して分散投資をするというケースが通常と思われます。このケースがより一般的なモデルかもしれません。

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