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デフレ下での長期株式投資について考える その4

少し間が空きましたが、デフレ下での長期株式投資について検討しています。

ガソリンや穀物の値段の高騰が止まりません。ガソリンは1リットル170円台に乗せるのは時間の問題のようですし、穀物の値段の高騰によって、廃業に追い込まれる畜産農家のニュースも放映されていました。

これらは、デフレからの脱却を示唆するのでしょうか?もし、これらの現象がデフレからの脱却を示唆するのであれば、「デフレ下での長期株式について検討する」意味がなくなります。

確かに、これらの現象は我々の生活に大きな影響を及ぼすものですし、経済関連の書物でも、スタグフレーションが現実化したというように騒ぎ立てる方が売れるので、デフレ=継続的な物価下落に遂に終止符が打たれると考えがちになるはずです。

ただ、長期投資では、10年単位の時間軸で考えていくことが重要であり、個別的な現象に惑わされるべきではないでしょう。頭では分かっていても、ニュースや雑誌で、ガソリン価格の高騰などが頻繁に取り上げられると、短期的な視野で物事を考えてしまいがちです。

もう一度、デフレの定義に立ち返ってみると、「物価がある期間にわたって持続的に下落すること」です。そして、この場合の「物価」とは、「様々な財やサービスの価格を加重平均したもの」です(「デフレはなぜ怖いのかp.12より(文春新書)」)。同書によれば、消費者物価指数で言うと、「平均的な家計が購入した全ての財、サービスをひとまとめにして詰め込んだカゴの値段」です。同じく同書によれば、「個別の価格が下落することをデフレとは言わない。パソコンの価格が下落しても、デフレではない。あくまでも、一般に購入される財、サービスをひとまとめにしたカゴ全体の価格がデフレである。」ということです。

ということは、ガソリンや穀物といった個別の商品の価格が上昇しても、直ちにデフレ脱却ということにはならないわけです。ガソリンや穀物といった個別の商品の価格が上昇し、その波及効果によって、「一般に購入される財、サービスをひとまとめにしたカゴ全体の価格」が上昇して初めてデフレ脱却ということになります。

(続く)
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コメント

個人的には、次の理由から、長期的にはインフレ傾向になるのではないかと考えています。
(1)原油や穀物の価格が上昇した場合の波及効果が高いと考えられること
(2)新興国と日本の経済成長率を比較した場合、日本円の購買力は長期的に下落していくと考えられること

まあ、この見通しが正しいかどうかは、CPIやCGPIの今後の推移をみていくほかありませんので、いまここで議論するような話ではないんですけれどね。

ところで、BOOM証券の記事は参考になりました。ありがとうございました。

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