海外投資サイトには、明らかに脱税を意図するようなものも多いですし、積極的に脱税を教唆していなくても、海外で運用した場合でも、日本国居住者であれば日本国に納税義務が生じることを明記していないものが多いです。
庶民レベルでは、仮に、確定申告しなくても、大した額ではないですし、大きな問題にはならないかもしれませんが、それでも、税金に関してきちんと説明していないサイトは、それだけで投資ブログとしての価値がないと思います。海外投資の場合には、特にそうです。
脱税はすべきではありません。それは違法な行為だからというのが、形式的理由です。
しかし、最も重要な理由は、「人脈の質が落ちるから」です。
やはり、脱税を主目的として海外投資をしていると、そのような仲間ができ、投機を主目的として海外投資をしていると、「○○の土地が上がった」というような話題が好きな仲間ができます。類は友を呼ぶという言葉どおりです。世の中、想像以上にうさんくさい人物が多いので、人脈の質を保つことは非常に重要です。
長期投資をしている仲間というのは、私生活も質素ですし(会ったことはなくても、文章から分かります。)、教養もあります。脱税を主目的としている海外投資家の口から、相関係数やデフレ・ギャップなどの言葉が出てくることは、まずないでしょう。仮に、脱税で短期的に利益が出たとしても、長期的な観点からすれば、経済や法律についてきちんとした知識を蓄え、また、そのような知識がある人に相手にしてもらえるようになった方が得だと思います。
税金の勉強。
日本の非居住者に成った後も、在留届を提出する国の税法、主として投資税制や相続税制を調べる必要があると思います。
アジア諸国の税法〈第5版〉 税理士法人トーマツ[編]
で私は勉強しました。
法人対象の構成ですが個人税制にも触れられており、私の調べた範囲内では、現状では日本人非居住者の為に書かれた各居住国の税制本は無さそうでした。
本当にそうですね・・・
ただ、cross-borderに動く場合の税法がわかる書籍はほとんどなく(私たちの場合は日本とオーストラリア、シンガポールを調べようとしたのですが)、それぞれの国の税法を勉強した上で専門家に聞くしかないようです。
「人脈の質が落ちる」・・・その通りですね。私も肝に命じたいと思います。
いつもコメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、税金の勉強は、むしろ、非居住者になった後に必要ですね。ただ、非居住者人口はまだまだ少ないので、法人用のテキストで代用するしかないかもしれません。非居住者になると、自分で勉強しなければならないことが多いので、そういうことが苦になる人は海外移住は向かないのでしょう。
la dolce vitaさん
cross-borderに動く場合の税法について分かりやすく解説した書物というのは、在留邦人数が多いアメリカは別にして、ほとんどないと思います。
インターネット上の情報も信憑性に欠けるものが多く、脱税を示唆するようなサイトが少なくありません。
結局、自分で勉強して税務当局と渡り合えるだけの知識を身に付けるのが一番なのかもしれません。
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