相互リンク先の「貯金生活。投資生活。」に、
ファイナンシャルプランナーに投資の相談をしようと思わない理由という記事が掲載されていました。「果たして1億円というお金を持ったことがない人が、本当に1億円以上のお金の相談に適切に答えることができるのだろうか?」という疑問です。
元銀行員の横田濱夫氏の著作「200万円から始めるお金持入門」にも、同様のことが記載されています。「人にお金のアドバイスを求める際、肝心な鉄則がある。それは、常に「自分よりたくさんカネを持ってる人に相談すべき・・・教科書的な、とおりいっぺんのことは言えても、琴線に触れるような上質のアドバイスは、絶対できやしない。」(p.66-67より)
コメント欄には、ファイナンシャルインテリジェンスがあれば、自分より金持ちにもアドバイスすることは可能であるという趣旨のコメントがあります。もちろん、ファイナンシャルインテリジェンスがない金持ちに相談するよりはましでしょうが、「教科書的な、とおりいっぺんのことは言えても、琴線に触れるような上質のアドバイス」ができるかどうかという見地からすると、単にファイナンシャルインテリジェンスがあるだけでは十分ではないわけです。ファイナンシャルインテリジェンスがなさ過ぎる人が多いために、まずは、教科書的なアドバイスが必要であるケースが多いですが、基礎的なファイナンシャルインテリジェンスを持った相談者がプラスαのついたアドバイスを求めるようなケースでは、実体験がないと、それに応えることは難しいのではないかという疑問を払拭することができません。
また、運用の相談でなく、節約術についても同様のブログ記事を読んだことがあります。年収700万円超の家庭を念頭に置いた節約術は、年収300万円の家庭では当たり前すぎて使えないそうです。
これらのことは、人気ブログランキングにも現れており、人気トップのブログは普通の個人投資家であることが多いように思います。やはり、実体験に基づく教科書的でない助言がそこに含まれているからではないでしょうか?
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ホントにそうですね。実践から得たことがいかに大事かは経験しないと分からないですものね。
人気ブログランキングの下りも、アクセス数を順調に伸ばすブログも、きっと、体験談が満載なんでしょう(^^♪
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