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ドバイの実質金利が大幅なマイナスに

株価が下落するにつれて長期投資派は落胆しているのではないか、負け惜しみなのではないかという意見もありますが、そもそも客観的な事実として、トータルで見れば大幅に勝っているのです。

エコノミストの2008年9月23日号によりますと、世界中の主な株式市場で株価が下落する中で、1年リターンがプラスである国は1つだけになってしまいました。その国はUAE(アラブ首長国連邦)です。MENA(中東・北アフリカ)に投資するファンドを保有しているので、サブプライム以降のパフォーマンスの下振れも緩和されています。やはり、分散はするものですね。

エコノミストの同号には、ドバイの実質金利が大幅なマイナスになっているという記事も掲載されていました。中東に投資されている方ならご存知でしょうが、中東諸国の通貨はドルペッグされています。そのため、金融政策の自由度が制限されており、アメリカが利下げすると、それに付き合わざるを得ないわけです。アメリカが利下げしているのに、中東諸国が利上げすれば、中東諸国の通貨が購入されるでしょうから、ドルペッグが維持できなくなってしまいます。

ところが、中東諸国は産油国として、このところの原油価格の上昇で潤っており、従って、物価もどんどん上昇しています。そうすると、金利が低いままであるのに、物価はどんどん上昇しているという事態になってしまいます。問題は金利と物価上昇率との差なのですが、同号の記事(p.65)によりますと、金利は2%台なのに、インフレ率は11.1%で、実質金利は約8から9%のマイナスです。

当然、このような状況になりますと、借金してでも物を買ったほうが得なのではないかと思えますが、実際、そのようになっているそうです。もちろん、短期的には合理的な態度かもしれませんが、実質金利が約8から9%のマイナスという世界が持続可能かというと疑問が当然浮かびます。ただ、アラブ諸国の通貨がドルだけではなく、ユーロや円にもリンクさせることになったとしても、当面は欧州や日本も金利は低いので、実質金利がマイナスの世界は案外長続きするのかもしれません。

長らくデフレに慣れてきた日本人には想像もできませんが、実質金利が約8から9%のマイナスということは、数年間お金を銀行に寝かせておくだけで資産は自動的に半分になってしまうことを意味しています。従って、好むと好まざるとに関わらず、彼らは投資をしなければならないわけで、そのお金がどういう方向に向かうのかについて注視しなければならないようです。
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コメント

トータルでマイナスになっても・・・

「そもそも客観的な事実として、トータルで見れば大幅に勝っている」とのことですが、もし仮に、トータルの資産額が元本割れしてマイナスに転じた場合は、投資をいちど引き上げて現金化されることになるでしょうか。
もしくは、それでもふんばって長期投資を続けるご予定ですか?

私は昨年から投資を始め、すでに元本割れして15%ほどマイナスになっていますが、なんとかふんばろうと考えています。

マイナス

ドバイの様子は今後も注視していかないといけませんね。
たしかにオイルマネーが商品先物など流れ込めばすごいことになりそうな気がしますね。

NKさんと同様に私も昨年に投資を始めました。
現在のところ為替と株安両方の影響で損失はマイナス20%を超えています。
しかしながら、投資資金を売却しようと思ったことは一度もありません。

直近で使う必要は無いお金ですので手数料を払って損失を確定するということはしないつもりです。
このまま30年放っておけばそのうち上がってくると楽観していますので今は仕込み時と喜んでいます。

なので投資資金は引き上げません。
むしろ増やしたいくらいですが今はそれをぐっとこらえています。

NKさん

はじめまして。「そもそも客観的な事実として、トータルで見れば大幅に勝っている」ので、現在の時点では、負け惜しみという感情を持ちようがないというのは確かなのですが、では、トータルで負けたらどうなのか?ということですね。

私個人は、フルインベストメントの状態にしておらず、最悪の場合、運用している資産全額が消滅しても生活していけますので、たとえ、一時的に成績がマイナスになっても、全く気にならないと思います。

実際には、そもそも、詳しい資産増減記録をつけていないので、「成績がトータルでマイナスになったこと自体に気が付かない」と思います。

同じような疑問を持たれた方も多いと思いますので、本文記事で検討する予定です。

オオカミ少年さん
デフレに慣れてしまったので、預金しておくだけで、お金の価値が1年で10%近く減少してしまうという状況を想像できませんが、とにかく、そういう状況にあるオイルマネーがたくさん積み上がっているという事実は念頭に置いておくべきなのでしょう。

直近で使う必要は無いお金ですので手数料を払って損失を確定するということはしないつもりです。
このまま30年放っておけばそのうち上がってくると楽観していますので今は仕込み時と喜んでいます。
→長期投資をすると決めたのであれば、正しい選択だと思います。長期投資という戦略に対する正しい理解が必要ですね。

>オオカミ少年さん

コメントありがとうございます。
やはり、長期投資を前提としているのであれば、投資を引き上げるべきではありませんね。

>PALCOMさん

お返事ありがとうございます。
申し遅れましたが、私、先日にトラックバックさせていただいた「経済や投資に関するなぐり書きブログ」を運営している者です。その名の通り、素人の「なぐり書き」なのでお恥ずかしいのですが・・・。

それはさておき、投資スタンスの一端をご紹介いただき、私としても大変勉強になります。
確かに、「相場の上下に関わらず、しばらくの間は売らない」という投資戦略をいちど採用した以上、それに従うのが理にかなった選択かと思います。
加えて、リターンを厳密にチェックしすぎないこと(=資産の増減に一喜一憂しないこと)も大切なのですね。

NKさん

ご連絡が遅れましたが、NKさんのブログをリンクさせていただきました。

色々とコメントを読んでいますと、「含み損」=つらい、「含み益」=うれしいという感情を自明なこととして議論を展開されています。NKさんからいただいた最初のコメント中の「ふんばって」という言葉にも同様のニュアンスが感じられます。

しかし、長期投資は、スポーツで言うとマラソンなわけですから、1km、2km時点の順位を気にしても仕方がないわけです。どうしても順位が気になるのであれば、相場が復活したときだけ、資産を正確に把握し、その他の時点では、アセットアロケーションの確認に留めておくようにするとよいでしょう。

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