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トルコリラ建て債券は「買い」なのか? その2

トルコリラ建て債券が「買い」なのかどうかについて検討しています。

①コストについて
 為替は往復5円(片道2円50銭)だそうですが、トルコリラの為替レートが1トルコリラ=83円程度なので、ほぼ6%に相当します。率直に言って、非常に高いですが、債券の利率が高いのであれば、費用が多少高くてもよいのではないかと考える方もいるかもしれません。前日の記事で言及した「催眠商法」的な商品というのは、まさにこの点です。債券の名目金利が高いと、コストが高くても、投資家の側で勝手に高コストを正当化してくれるわけです。

②リスクについて
 質問文の中で全く言及されていなかったのは、満期3年のトルコリラ建て債券の金利相場です。これも、一種の「催眠商法」的効果によるものではないかと思います。日本円の金利に比べて、名目上の金利が極めて高いので、本債券の金利が正当な金利なのかという視点が欠けてしまっているようです。ここで重要なのは、日本円の金利に比べて金利が高いかどうかではなく、同条件のトルコリラ建て債券の金利相場に比べて、本商品の金利水準が高いかどうかです。仮に、同条件のトルコリラ建て債券の金利相場が本商品の金利水準に比べて高ければ、本債券の発行体は利ざやを抜くことが理屈の上では可能になります。もし、本商品の金利水準が同条件のトルコリラ建て債券の金利相場に比べて低ければ、その削られたリターンの分だけ、リターンとリスクのバランスが崩れていることになり、その上、為替手数料というコストもかかっているので、リターンとリスクのバランスがさらに崩れることになります。一見、高い名目金利故に「買い」と見えても、債券の発行体や証券会社がノーリスクでリターンの上前をはねており、実際にはリターンに見合わないリスク(前日の記事にコメントをいただきましたように、トルコはインフレ率が高く、従って実質金利はさほど高くないのに、カントリーリスクは高い)を引き受けさせられている可能性が否定できないと思います。
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