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Citibankについて その2 各国の預金保険制度

Citibankについて検討しています。大きな金融機関が破綻し、金融不安が生じると、「○○銀行は大丈夫でしょうか?」というご質問をいただくことが多いですが、この質問はもっとも回答が難しい質問の一つです。正確なところは、専門家による財務分析を経なければ分からないわけですが、資産の評価そのものが困難で、結論を明確に出すことは困難です。

ところで、インデックス投資家は、普段、財務分析をしませんので、財務関連の知識に乏しいですし、リーマン・ブラザーズ破綻以降、海外投資に詳しくない方も閲覧されていると思いますので、基礎的な概念を確認しておく必要があるかもしれません。合わせて、預金保険についても概説しておきたいと思います。

(アメリカのCitibankではなく)Citibank Japanに円預金をされている方ですが、日本の預金保険の対象となり1,000万円までは保護されます。Citibank Japanのホームページにその旨の記載があります。少し前までは、Citibankの日本支店は外国銀行の日本支店に過ぎなかったので預金保険の対象外でした。この知識のままで、Citibank Japanの円預金について心配されているのであれば、無用な心配です(但し、1,000万円までです。)。現在では、Citibank Japanが日本法人として設立されておりますので、預金保険の対象となっています。

日本の財政破綻を懸念して海外のCitibankに口座を開設された方もいますが、香港とシンガポールにも現地の預金保険制度があります。但し、これらの国々は、預金先の銀行の選択も自己責任だというのが基本方針なので、預金保険でカバーされる額は大したものではありません。実際、香港の場合には、預金保険制度を導入するかどうかを検討する際に、レッセフェールを貫くべきだという主張が根強く、政治的な妥協によって預金保険による保護の額は小さくなってしまったという経緯があります。香港、シンガポールともに百数十万円(邦貨換算、2008年9月現在)程度です。

香港及びシンガポール以外のオフショアに海外口座を開設された方は、International Association of Deposit Insurersのホームページから預金保険制度がある国(地域)を調べることができます。

今回の記事は、預金保険制度の説明だけで終わってしまいましたので、次回以降、自己資本比率、財務レバレッジ、デットエクイティレシオ、ROE、純資産などの基礎的な概念について検討したいと思います。

(続く)
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コメント

シティバンク 在日支店が、1年前まで、預金保険が
聞かなかったのは、外国銀行だからではなく、
1990年代、預金保険機構に入れてくれとシティが言っても、邦銀がシティの日本での伸びを押さえるために、
村八分にしたためだと聞いています。
日本の金融危機で、預金保険の料率が上がり、
今度は、シティも入ってくださいよとなりましたが、
そうは行きませんでした。
確かに、国内銀行として営業すれば、全て、預金保険機構にも入ることになります。
HSBCプレミアは、現在、預金保険機構に入っていません。

青三さん

コメントありがとうございます。シティバンクに対する村八分的な扱いは当然あったようですね。

正確な知識を押さえておくべきだと思いますので、2007年より前に、シティバンクの円預金が預金保険制度の対象外であった経緯について補足しておきます。

預金保険制度の対象金融機関については、預金保険機構のホームページのQ&Aに記述があり、外国銀行の在日支店は預金保険制度の対象外であると明記されております。
http://www.dic.go.jp/qa/gaiyou1.htm#gyoumu1-2

次に、シティバンクのホームページを見ますと、「シティバンク、エヌ・エイ在日支店(以下「シティバンク在日支店」といいます。)は、本年7月1日又は本サイトにて別途お知らせする日(以下「事業譲渡日」といいます。)をもって、その日本における事業の全部を、新たに事業を開始いたします「シティバンク銀行株式会社」(以下「シティバンク銀行」といいます。)に譲渡することとなりましたので、お知らせ申し上げます。」とあり、シティバンク銀行株式会社が設立され、日本に本店を有することとなったため、預金保険制度の対象金融機関となりました。2008年現在、シティバンク銀行株式会社(いわゆるシティバンク)の円預金が日本の預金保険制度の「対象である」ことは同行のホームページに記載があります。

新たに預金保険制度の対象となったことは不利益な変更ではないですが、このあたりの組織変更は部外者には全く分からないので、不安ですね。2008年度のステートメントには、末尾に「シティバンク銀行株式会社」という名称が記載されています。

HSBCプレミアが日本の預金保険制度の「対象でない」ことは日本の香港上海銀行のホームページに記載がありました。


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預金の保護について

このごろ情勢の変化は急ですね。 香港、シンガポールでは、時限ながら全額保障となったようです。また、外貨も保護されるとあるので、必要な方は、今後の詳細を見ていくと良いと思います。 
香港 
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/asia/20081014D2M1403614.html
http://www.info.gov.hk/hkma/eng/press/2008/20081014e6_index.htm
シンガポール
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJT826273220081016
ご参考まで 

sreyさん

情報ありがとうございます。これは朗報ですね。外貨預金は、本来、リスク資産とも考えられ、預金保護対象外になることが多いので、円預金(現地では外貨預金)として為替リスクに晒されずに預金保護が受けられるというのは非常に大きなメリットですね。

情報ソースも確かですし、貴重な情報ありがとうございました。


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