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インデックス投資vs.バリュー投資

バリュー投資家のブログによりますと、バリュー投資家が激減し、インデックス投資家が増えているそうです。

バリュー投資とインデックス投資の共通点は、
① 長期指向である
② 地味な投資法である
③ 株価の下落を歓迎する
④ 大敗しにくい
ということでしょうか。

他方で、両者には、相違点もいくつかあります。
① 論理的に相容れない
② インデックス投資は分析をしないが、バリュー投資は分析をする
③ インデックス投資は株式以外のあらゆるアセットクラスとも親和性がある
④ インデックス投資は積み立てと相性がよい
⑤ インデックス投資は海外投資と相性がよいが、バリュー投資は海外投資と相性がよくない

共通点③のために、不況時に両者は叩かれやすい傾向があります。こちらの戦略を理解していない人に叩かれても、どうということはないので無視すればよいと思います。

相違点①ですが、インデックス投資は効率的市場仮説に基づいているので、論理的には、バリュー投資と相容れないといえます。ただ、インデックス投資家でも、効率的市場仮説を信じている人は少ないのではないかと思います。どうでもいい政策に右往左往して、株価が上下するのを毎日見ていると、特にそう思います。インデックス投資は効率的市場仮説を信奉しているというより、市場は効率的でなく、従ってバリュー投資は有効であり得るが、自分がバリュー投資で勝てる自信がない、あるいは勝つための努力が面倒だと感じているのではないでしょうか?

相違点②ですが、きちんと分析している投資家から見ると、インデックス投資は、「投資」とはいえないという批判を受けるかもしれません。その通りだと感じます。

相違点⑤ですが、インデックス投資は、この点において、バリュー投資より圧倒的に優れています。自国の株式市場が低迷しているので、海外投資が容易であることは重要です。もちろん、海外の証券会社に口座を開設し、英文を読む努力をすれば、海外バリュー投資をすることも可能ですが、勝つための努力がさらに面倒になって、到底、一般性があるとは思えません。また、仮に英文を読む努力をしたとしても、それだけで現地の投資家と同等のレベルで張り合えるわけではないですし、海外バリュー投資は難しいでしょう。

以上、全体的にみると、インデックス投資に軍配が上がるような気がします。
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コメント

ああ、これ禁断のテーマかもしれませんね。言いたいことがたくさん出てきてウズウズしてきます。でもガマン。

私もインデックス投資のほうが合理的で万人に対して有効な投資法だという点には賛成です。ただ、もう一つの選択肢として、インデックス投資の対象とする指数(インデックス)を市場平均ではなく、バリュー指数にするというのも意外とイケてるのでは?なんて思います。これなら国際バリュー投資もバッチリで、究極のおいしいとこ取り(笑。

こんばんは

こうして分けてかいていただくと、確かに、いろいろ書きたくなりますね。
うさみみは②ができないからバリューはしない、だから分散させるのですが、それにはインデックスが一番楽かという発想です。

違う面から見れば、為替と同じ、商品を固定することで、タイミングだけを見る方が好きという感覚です。(もちろん資産配分を踏まえてですが)

理論的にはいい方法という説明はできません…。
バリュー投資は、銘柄選びだけに固執しているように見える人が多く(常に銘柄選びを研究しているからついつい買っちゃうからかな)、タイミングバリューまで意識がいくといいなって思います。
でもそれはあまりに高度な自分コントロールを要するので、思い切って銘柄選びを捨てるという選択をするのも有りだと思ってやっています(^^♪





非常に参考になります

ただ、全く異なる2つの投資法の長短を並べて優劣を比較することに意味は無いと考えるようになりました。
人によってはバリュー投資が肌に合う人もいれば逆にインデックス運用が合う人もいます。
そもそもバリュー投資はインデックス運用の根拠たるCAPM、及びそこから導かれる現代ポートフォリオ理論とは相容れないからこそ行っているわけですので、例えば相違点として挙げられている③、④、⑤などは両者の比較の対象として公平ではありません。
土俵が違うもので競わせたところで軍配はどちらにも上がらないと思います。

分かり易くて「好き」だから。

初めまして。のっぽ187と言います。
バリュー投資を中心とした株式投資を行っている者です。日本の小型株が主な投資先です。

いつもPALCOMさんのエントリーを興味深く拝見しているのですが、今日は、読むだけでは飽き足らなくなってしまい、ついに書き込みをするに至った次第です。

相違点⑤がポイントだと思いました。
いろいろな国に分けて投資をするということが可能かどうか、という点でインデックス投資が勝っているというご意見ですね。
私も同意見です。この点についてインデックス投資が勝っているのは明らかだと思います。国際分散投資ができる、すなわち、期待されるリターンを損なうことなくリスクを低減できる訳ですから。

では何故、バリュー投資を続けているか、というと、私の場合は分かり易くて「好き」だからです。

PALCOMさん、いつも勉強になっています。
本当にバリューと言っていいのかわかりませんが、私は海外のバリュー株指数に連動するETFを保有しています。
積立で買い付けていますし、全世界に分散し、(今はあまり持っていませんが)債券も増やすつもりです。そういう意味では上で相違点として挙げている、インデックス的な要素も兼ね備えています。
日本の個別株に投資してませんし、分析もしていないので本当のバリュー投資家からみると怒られると思いますが。

噛み砕いた両者の分析でとてもわかりやすいです♪

はじまりからそのスタイルを選ぶ投資家もいますが途中で鞍替えして現在のやり方を選んだ投資家もいるのでケースバイケースな論争かも知れませんね?

投機に疲れた人が投資に向かうのかも知れませんし
投資に疲れた人が資産運用に辿り着いたのかも知れません

仕事や家庭の都合でスタイルの変更を余儀なくされた投資家だって当然いるでしょうし・・・だからこそ答えのないテーマなんでしょうね?

ブログの勢いの話だと単純にインデックスの方が記事を書く暇(時間)を持てるからなのかな・・・と
バリュー投資ブログは企業価値分析を長いこと毎日アップしていたらブログ更新をするのが苦痛になるのかも知れません

その銘柄が失敗だったりすると叩かれることもあるでしょうし・・・。

公平を期すため、インデックス投資のデメリットも併記してあげてはいかがでしょうか。

・バリュー投資はダメ企業を市場から退場させる機能を持つが、インデックス投資はダメ企業をも買い支えてしまう

とか。

私の場合はどちらにも当てはまらずです。
Buy&Holdを続けるほど忍耐力がないので。。。。

その相場環境に合わせた売買方法をさがして常に勉強中です。
とはいえ、きっと強気相場になればバリュー株投資を再開すると思います。(笑)

理論上の争いではなく現実問題として

皆様コメントありがとうございました。

理論面ですが、インデックス投資家も、効率的市場仮説には懐疑的なようです。Rennyさんの言葉を借りると、「効率的市場仮説はホンマかいな?というのが、ボクの認識です。」

目的についても、優劣を決める性質のものではないので、目的そのものの優劣を争うことはできないでしょう。

従って、ここで述べている優劣は、もっと現実的な話であると考えていただいた方がよいと思います。

海外分散投資が有効かというような話になると、理論の話になってしまいますが、日本の経済状態が悪く、自国での株式投資が難しくなっているときに、インデックス投資であれば、その戦略を維持したまま投資する市場を簡単に変えられるのに、バリュー投資ではそうはいかないという程度の意味です。これは、日本人の母国語が英語でないという事実及び日本の経済状態がたまたまデフレであるという事実によるものであって、バリュー投資の戦略そのものが劣っているということを意味するものではありません。

従って、バリュー投資とインデックス投資の優劣を抽象的に比べているわけではなく、ここでの問いは、経済状況その他の投資戦略そのものとは関係ない事実を前提としたときに、「この先、自信を持って続けていけそうなのはどっちだ?」という極めて現実的な問いであるということです。

「日本の株価指数が下がっているときに、バリュー投資を主戦略としてやっていけそうだという心象をお持ちですか?」という問いだといいかえてもよいでしょう。これは、意地悪な気持ちで聞いているわけではなく、すなおに関心があるから聞いているのです。


Itoさん
私もインデックス投資のほうが合理的で万人に対して有効な投資法だという点には賛成です。
→おそらくそうなのでしょうね。ここでいう優劣というのは、理論的な意味での優劣ではなく、現実的な要素を加味した上での優劣というべきでしょうね。

うさみみさん
バリュー投資は、銘柄選びだけに固執しているように見える人が多く(常に銘柄選びを研究しているからついつい買っちゃうからかな)
→確かに、投資は手段であるという建前から外れてしまっているケースを見かけますね。銘柄分析をする投資方法のほうが、目的化しやすいというのはいえるのでしょうね。

ぐっちさん
コメントとトラックバックありがとうございました。

全く異なる2つの投資法の長短を並べて優劣を比較することに意味は無いと考えるようになりました。
→立脚している理論や目的が全く異なるわけですから、2つの投資法の長短を「抽象的」に比べることができないのはご指摘のとおりでしょう。

そもそもバリュー投資はインデックス運用の根拠たるCAPM、及びそこから導かれる現代ポートフォリオ理論とは相容れないからこそ行っているわけですので、例えば相違点として挙げられている③、④、⑤などは両者の比較の対象として公平ではありません。
→両者の理論に立ち入った比較をするというのであれば、公平ではないでしょうね。

しかし、投資を手段と考えれば、ほとんどの方にとって、MPTとか効率的市場仮説などの理論はどうでもよいわけです(そもそも知らない人の方が多い)。

「日本の株価指数が下がっているときに、バリュー投資を主戦略としてやっていけそうだという心象をお持ちですか?」というきわめて現実的で具体的な問いに置き換えて記事をお読みいただければ、と思います。

のっぽ187さん
いろいろな国に分けて投資をするということが可能かどうか、という点でインデックス投資が勝っているというご意見ですね。
→いろいろな国に分けて投資をするということが可能であるというのは、やはり大きなメリットですね。どうしても、国際分散投資の理論的有効性という方向に話が逸れがちですが、自国の経済が不調である場合でも、投資を継続できるというのは、素直に考えれば、大きなメリットだと思います。

迷いの内科医さん
日本の個別株に投資してませんし、分析もしていないので本当のバリュー投資家からみると怒られると思いますが。
→記事を書くときに私も疑問に思ったのですが、個別企業の分析をしないのですから、どちらかというとインデックス投資なのかなと感じました。分析してないわけですから、本当のバリュー投資家からみると怒られるかもしれませんね。ただ、この投資方法がもっとも効率的であるように思います。


とよぴ~さん
コメントとトラックバックありがとうございました。エセバリュー投資家も、エセインデックス投資家も、いずれも消えるというのは、本当にそのとおりだと思います。実際に、色々試してみて、これしかないと納得した上で投資しているのと、流行っているからなんとなく投資しているというのとでは、全く違うでしょうね。

水瀬さん
公平を期すため、インデックス投資のデメリットも併記してあげてはいかがでしょうか。
→余裕のコメントですね。「バリュー投資はダメ企業を市場から退場させる機能を持つが、インデックス投資はダメ企業をも買い支えてしまう」というのは、投資家にとってはあまり関係ないような気もしますが。

しおじゃけさん
きっと強気相場になればバリュー株投資を再開すると思います。
→やはり弱気相場だと、バリュー株投資も難しいのでしょうか?Rennyさんも、おっしゃっていますが、相場が悪くても、きっちり成果を出してくれる日本株アクティブファンドがあれば、すぐに乗り換えるのですが、なかなか難しいようです。

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