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ハーベイロードの前提とサブプライム問題 その1

ワシントン・ミューチュアルが破綻しました。各種の指標から見て、破綻は時間の問題でしたので、予想通りといったところです。ワシントン・ミューチュアルは、投資銀行ではなく、thriftと呼ばれる貯蓄金融機関です。辞書によると、thrift institutionとは、「主に個人貯蓄を受け入れ、住宅抵当貸し付けなどを行う。これに対して商業銀行(commercial bank)は商業貸し付けが本来の業務。」とのことです。これで、今週(2008/09/30)のエコノミスト誌に掲載されていた問題の6行のうち4行のけりがついたことになり、残るはナショナルシティシティバンク(正確には、Citigroup、日本のシティバンク銀行ではありません。)です。前者は倒産し、後者は資本注入というシナリオになりそうです。ナショナルシティのP/CFは0.30、株価は3$台(2008/9/27現在、日本時間)ですので、ちょっと自力の救済は難しいでしょう。

しかしながら、エコノミスト誌の20ページには、投資銀行の次は、商業銀行や地方銀行などが破綻すると予想されているという記載がありました。FDICの問題行リスト(problem bank list)には、2008年6月現在で、117行が掲載されており、来年の破綻銀行数は100から200にのぼると予想されているそうです。安易な追加投資は禁物のようです。

ところで、ブッシュ大統領が緊急声明を発表したそうですが、昨年、私がアメリカにいたときの声明内容は、アメリカの経済は強固だから心配ないという声明を発していました。声明の内容も随分トーンが変わってきているようです。私見によれば、ブッシュが大統領の座にいることが一番の非常事態だと思いますが、実際のところ、大きな視点で見れば、ブッシュの稚拙な経済運営がサブプライム問題の元凶だという指摘もあります。この見方が正しいとすると、ブッシュは、自分で火をつけておいて、「火事だ、火事だ」と騒いでいることになります。アメリカの政治や民主主義のレベルもこの程度だということでしょう。

(続く)
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コメント

PALCOMさん
>私見によれば、ブッシュが大統領の座にいることが一番の非常事態だと思いますが、実際のところ、大きな視点で見れば、ブッシュの稚拙な経済運営がサブプライム問題の元凶だという指摘もあります。

ははは、厳しいですね。
私は1期目はともかく、なぜブッシュが2期目も選ばれたのか全く理解できませんが、個人的にはゴールドマン・サックスの前会長兼CEOだったポールソンが、自ら率いたAmerican Capitalismの行き過ぎが引き起こした金融危機の尻拭いを自ら行っていることについてどう思っているのか、本音を聞いてみたいです。今じゃなくていいので、回顧録とか出してほしいなー

はじめまして。
個人的には今のアメリカの状況はブッシュさんによるところが大きいと思います。
経済だけでなく外交、軍事もふくめて。

ここで何も動かなかったら、第二のフーバーになったかもしれませんが、さすがにそれは本人が避けたのでしょうね。

la dolce vitaさん
自ら種を蒔いて、問題が表面化する前に去っていったのは、グリーンスパンだけですね。ポールソンが財務長官になる際には、ほとんど反対はなかったそうです。本人は今の状況を予想していたのでしょうかね?

しおじゃけさん
今のアメリカの状況はブッシュさんによるところが大きいと思います。経済だけでなく外交、軍事もふくめて。
→おっしゃるとおりですね。フーバーとの違いは、種を蒔いたのが自分だということでしょうか。ルーズベルトとの違いは、「頭」でしょうか。

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