プロフィール

PALCOM

Author:PALCOM
Patent and Legal Com (HK) Ltd.

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

全ての記事を表示する

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

過去の暴落を振り返る その2

少し前に、投資を始めたばかりの方を念頭に置いて過去の暴落を振り返りましたが、本格的に投資をしている方でも、過去の暴落について学ぶことは有用だと思います。

①ですが、バブル崩壊後でも日経平均のPERが60を超えており、ITバブルのときにはさらにPERが上昇したのですから、下落して当然なのではないでしょうか?先進国市場のPERが25以上になった場合には、購入しない(既に保有しているときには売却を考える)ことにしていますので、個人的には、この暴落から損害を受けることはなかったと思います。

②ですが、新興国の場合には、景気が悪くなると、この程度の下落は仕方がないと思います。上昇しているときの勢いも凄いですので、下落のスピードだけ低ければよいと願っても無理だと思います。ブラジル以上に、ロシアの株価も下がっています。

③ですが、アジア危機の際には、PERなどの指標から事前に経済危機を予想することはできなかったという記事を読んだことがあります。インドネシアの場合、残念ながら、株価の回復には10年の時を要しています。既にリタイアしている方の場合、安くなった株価で買い増すこともできませんので、こういう事態になったら非常に困ったことになります。予想できませんでしたし、下落スピードが早すぎて危機の最中に売却することも困難だったので、エマージングへの集中投資は危険だということを念頭に置くしか回避方法はありませんでした。この頃、インドネシアはBRICs的な位置づけだったので、過剰な投資をしたくなったのかもしれませんが、エマージングへの集中投資は殆ど個別銘柄への投資と同程度の危険性があるということを覚えておくべきなのでしょう。

④のブラックマンデーですが、こういう派手な暴落は、①に比べてあまり怖さを感じません。

⑤と⑥は個別銘柄ですが、個別銘柄の場合、保有している銘柄が紙くずになる可能性は常に念頭に置くべきだということでしょう。

私自身は、既に株式主体の長期的な資産運用が必要なくなってきているので、shortのETFを購入しましたが、ブログの過去の記事を読み返してみると、去年(2007年)の8月頃に購入しています。普段は長期buy & holdを勧めているにも関わらず、昨年に限ってはshortのETFを購入したのは、「来るべきものが来たな」と思ったからです。しかし、長期にわたって市場に残り続けたからこそ、どの程度の暴落かという予想もできたわけですので、資産形成中であれば、基本的には長期buy & holdを続けるべきだと思います。

本ブログでは、インデックス投資を主体として資産運用スタイルを念頭に置いていますが、このようなときこそ、鳥瞰図的な物の見方でマクロ経済の流れを把握していくというインデックス投資の基本を忘れるべきではないでしょう。いずれにしろ、フローや人生の目標まで含めて、自分の現状を立ち止まって考えるための絶好の機会なのではないでしょうか。

①バブル崩壊後の日経平均株価
 ・15年(1989-2003)で約80%下落
 ・1億円投資していれば、15年で8,000万円失ったことになる

②HSBCブラジルオープン
 リンク先の乙川乙彦の投資日記に記載されていました。
 ・約40日(2008/7/31-2008/9/10)で30%程度下落
 ・1億円投資していれば、1ヶ月ちょっとで3,000万円失ったことになる

③Fidelity Indonesia Fund
 アジア危機のときの下げ方は凄かったそうです。個別銘柄ではなくファンドでさえこの下落速度ですから、個別銘柄を保有していた方はとても売却する暇などないほどの下げ方だったそうです。インドネシアの企業の株式に投資していた方から直接話しを聞いたことがあります。洪水中に川の中州に取り残されたというニュースを聞くと、何故逃げなかったのかと思いますが、実際には逃げられないようです。
 ・約1年で80%強下落
 ・1億円投資していれば、1年で8,000万円失ったことになる

④ブラックマンデーの時のダウ
 ・1日で22.6%下落
 ・1億円投資していれば、1日で2,260万円失ったことになる

⑤遠東生物製薬科技の株式
 個別銘柄ではありますが、原因不明の暴落をした銘柄として有名です。外国の個別銘柄投資は怖いですね。この銘柄だけに投資したとすると、昼飯から帰って来たら実質的に全財産がなくなっていたことになります。
 ・1時間で92%下落
 ・1億円投資していれば、1時間で9,200万円失ったことになる

<追加>
⑥リーマンブラザーズの株式
 本日(2008/09/15)の日経新聞ネット版にリーマンブラザーズが破産を申請したという記事が掲載されていました。同記事によると、
 ・1週間で77%下落
 ・1億円投資していれば、1週間で7,700万円失ったことになる
スポンサーサイト

<< 今後の方針について その2 | ホーム | 預金はインフレに弱いのか? >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。