投資には、色々と常識がありますが、そのどれもが確実なものではありませんし、万人に適しているものでもありません。これは、長期投資や国際分散投資もそうです。これらの常識のなかでも、正しいと信じられている度合いが高いのは、投資には複利効果があり、従って、早く始めれば始めるほど有利だという考え方です。
確かに、毎月予定の金額を積み立てることができ、且つ株価がきれいに指数関数的な増加をしていけば、よくあるグラフのように財産も増えていきますので、投資は早く始めれば始めるほど有利です。
しかし、この条件を満たすことが現実的でないことの方が多いのではないのでしょうか?既に右肩上がりの経済でないという事実により、毎月予定の金額を積み立てることが難しくなっています。子供が生まれる、家を建てる、本人が病気になる、離婚する、親が要介護状態となる、リストラされるなど色々な出来事がありますが、これらのうちの1つが起こっただけで、投資計画はまるっきり異なってきます。そうすると、金融機関のパンフレットにあるようなグラフがそのまま適用されるような人間は極めてまれだということになります。
投資は早く始めれば始めるほど有利な場合があるのは確かでしょうが、投資を始めるための貯蓄準備を早く始めるほど有利だというのがより正確であるように思います。人生なかなか思い通りにはいきませんので、投資を早く始めれば始めるほど確実に有利になるのは、手数料を稼げる時間が長くなる金融機関だけです。
少し前に投資より、まず貯蓄だという記事を書きましたが、それでも貯蓄が軽視されるのは、貯蓄ができないというより、とにかく投資を早く始めれば有利だという複利効果強迫症に罹っている人が多いからでしょう。
人生も株価も、実際には、浮き沈みが激しいわけで、金融機関のパンフレットに書いてあるグラフのように進むわけはありません。むしろ、だからこそ面白いといえるのかもしれませんが。
こんばんは
うさみみのような家庭だと、予定通りって事にはなかなかならないので、予定以上に前に進むことしかなかったわけです。
そうすればそうしたでいろんな問題が生じるもので、スパッと予定通りにいかないからこそ、工夫したり踏ん張ったりして、前にいけるのでしょうね。
でも、後ろ向きになる人も少なからずいますから、希望というのは常に持っていたいものです(^^♪
経済状況も自分自身の人生も、なかなか、モデルケースどおりにはいかないですね。
住宅取得や子供の誕生などがなければ、投資を早く始めるほどよいといえますが、実際には、そう単純ではないですね。
コメントの投稿