プロフィール

PALCOM

Author:PALCOM
Patent and Legal Com (HK) Ltd.

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

全ての記事を表示する

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

デフレは稀な現象なのか? その2

長期投資家は、株式の長期的な成長を前提にしています。これは、単なる希望的観測ではなく、長期的なデータを見ると、株価が継続的に上昇してきたことが明らかです。もっともよく引用されるのはアメリカのデータですが、以前の記事で検討しましたように、20世紀において、実質リターンが最も高かったのは、スウェーデンで、次いで、オーストラリア、南アフリカと続き、アメリカは4位に過ぎません。従って、景気がよかった覇権国のデータを取り上げれば、株式が儲かるのは当たり前だという批判は成り立たないようです。

一方で、このデータは1世紀単位のものですので、「10年(decade)単位で見るとどうなのか?」という疑問がわきます。実際問題として、子孫に相続させることを前提としているのでなければ、1世紀放置すれば確実にリターンが得られるといわれてもあまり嬉しくはありません。

decade単位で株価の実質リターンを眺めることは、長期投資家にとって非常に重要だと思いますが、どれだけ先の将来を織り込んでいたとしても、株価に反映されるのは7年くらいだという記事を読んだことがありますので(実際には、もっと短いでしょうが)、長期投資家のために、decade単位で株価の実質リターンを検討する視点で書かれた記事はほとんどありません。

長期投資家といえどもcentury単位では長すぎ、かといって、yearやmonth単位では短すぎるので、decade単位で株価が低迷することは、歴史的にまれなのかどうかという視点で過去のデータを検討することが有用であるといえます。「decade単位で株価が低迷する」ことは、「decade単位でデフレが継続する」ことと置き換えてもよいでしょう。

ただ、一般に、デフレとは、「一定の期間にわたって物価が持続的に下落する」現象とされていますが、この定義によると、スタグフレーション(=不景気下での物価高)はデフレに該当しないことになります。ここでは、長期株式投資が有効かどうかについて検討しているので、デフレとは、「一般的な定義によるデフレを含む長期株式投資が奏功しない状態」と定義し直すことにします。

定義はとにかく、過去のデフレを振り返ると、19世紀後半のデフレが有名で、期間としては1873年から1896年に相当するそうです。23年間ですから、結構長いですね。

(続く)
スポンサーサイト

<< 金融危機で得した人・得したこと | ホーム | 200万円を超える海外送金の報告義務 その5 金額要件が100万円に減額されます >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。