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失業リスクについて

トヨタの利益が予想より大幅に落ち込んだそうで、トヨタショックという文字が新聞上に躍っています。元々、金融危機が始まる以前から、国内の新車販売数は落ち込んでいたので、今回の金融危機はそれに追い討ちをかけるものといえます。自動車産業は裾野が広いので、自動車の売り上げが落ちると影響が大きそうです。

本ブログでは、本業を最重視する立場に立っていますが、実際に、職を失った経験がある方は、相互リンク先や読者のなかにもおられます。他方で、職を失った経験もないし、転職した経験もないという方も多いはずです。

色々な方がおられて当然なのですが、職を失った経験がある方のブログを読んでいると、そうでない方のブログと比べて、生活防衛という観点で投資をみたときに、危機感のレベルが違うと感じざるを得ません。

例えば、消費税増税が行われそうな場合に、多くの方は生活費が値上がりする心配をしますが、中小零細企業の経営者や従業員は、それによって職を失うリスクにさらされることまで考えなければなりません。実際、消費税増税分を上乗せできなければ、消費税増税による需要の落ち込みと相俟って、相当経営が苦しくなる企業がでてくるはずです。

私自身は失業の経験はないですが、自由業的な会社経営者ですので、失業リスクとは常に背中合わせです。

失業リスクと隣り合わせだということは、一面では憂鬱なことではありますが、他面では、常に失業したときのことを念頭に置いて行動しているので、何も準備をしていない人に比べて有利な点もあるのではないかと思っています。人的ネットワーク作り、ビジネス上のアイデア、経営上の基礎知識、独立のための資金作りなどを普段からしておけば、それほど慌てなくてもすみそうです。

親戚にもリストラされた人がいますが、そういう人たちを見ていると、人生悪いことは一気に重なってやってくることが多いと言わざるを得ません。過度に心配しても仕方がないかもしれませんが、サラリーマンも、自由業と同じだけの危機感を持つべき時代に突入しつつあるような気がしています。
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