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貯蓄から投資へという政策について その2

ここのところ忙しく、ブログを更新することもままなりません。

貯蓄から投資へというスローガンですが、これは、一面では、一般庶民にリターンを帰す代わりに、リスクを背負えということを意味します。

2つ疑問があります。

1つは、一般庶民がリスクを背負わないから、日本経済が上手く回らないのかということです。一般庶民がリスクを背負わなくても、金融機関などプロの貸し手が間に入ってリスクマネーを出してくれれば、それでいいような気がします。金融機関などプロの貸し手が精査しても貸し出す先がないというのであれば、一般庶民が優良な投資先を見つけることは生易しいことではないとはずです。リスクマネーが出ないから日本経済が上手く回らないと考えてよいのか疑問があります。供給が過剰であるというのであれば、リスクマネーを出すより、不要な支援を止めるのが自然であるように思われますし、需要が足りないというのであれば、企業側にお金をつぎ込んでもあまり意味がないような感じがします。

2つ目は、そもそも、日本の個人投資家はリスクをとっていないのかということです。日本の住宅ローンは遡及型なので、住宅を処分しても、住宅ローンを完済できなければ、住宅ローンは残ります。ということは、日本の金融機関から見れば、住宅ローンはかなり安全な貸付先だということになります。他方で、アメリカの住宅ローンは非遡及型なので、住宅ローンを完済できない場合のリスクは金融機関が背負うことになります。住宅ローンまで含めて考えれば、それだけでの日本の庶民はリスクをとりすぎともいえるので、金融資産においてもリスクを背負わせることは無茶だともいえます。

庶民というのは、いつの時代でも、目先の飴や心地よい言葉で騙されて、大きな負担を背負わされる存在なので、新聞や電脳箱の情報にまどわされずに自分でcriticalに考える癖をつけなければならないのでしょう。

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