「投資の世界では、プロのファンドマネージャーはマーケットに打ち勝つことができるという前提に基づいているが、それは誤りである。」
(以下、「 」内は、Winning the loser's gameからの引用)
1963年から2001年までの39年間にわたって、年毎に、S&P500と株式ファンドの成績を調べたところ、15勝24敗という結果が出ています。つまり、株式ファンドの50%超が市場平均であるS&P500に勝った年というのは、15/39にすぎず、勝率でいうと38.4%になります。
しかも、81年以前と82年以降に分けてみると、以前に比べて、株式ファンドの成績が悪くなっている傾向が顕著に見られます。
1963年-1981年:10勝9敗(勝率52.6%)
1982年-2001年:5勝10敗(勝率33.3%)
著者は、この事実を見て、「Investing has changed from a winner's game to a loser's game」と称しています。
何れにしろ、少なくともアメリカでは、「The basic assumption that most institutional investors can outperform the market is false.」という言葉は真実であるといえます。
次回以降、投資が敗者のゲームに変わった理由、この事実を前提とした投資戦略について考えてみたいと思います。
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