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サラリーマンと株式投資 その3

サラリーマン債券という考え方があります。サラリーマンは定収入を有しており、生涯年収は2-3億もあるので、残りはリスク資産で運用するのが合理的というような考え方でしょうか?サラリーマンの給与を一種の債券のようなものと見なせば、ストック部分は株式中心に運用すべきだという考え方も成立しそうです。

しかし、仮にサラリーマンの収入が安定だとしても(実際には、この前提すら危うくなっていますが)、このような考え方で、サラリーマンが株式中心の運用を行うことには反対です。

サラリーマンは確かに定収入を有していますが、株式中心の運用を行うかどうかを決めるためには、やはり、生活費を引いた後の所得が重要になってくると思います。サラリーマンの収入は基本的に生活給なので、ローンで家を購入したり、車を保有したり、子供の教育費を貯めたりしていれば、投資に回せるだけのリスクマネーは出なくなるはずです。

ある程度資産が貯まってから株式投資を始めたとしても、サラリーマンの場合、生活費を引いた後の所得レベルが相対的に低いことが多いので、株価の低迷による資産の減少をフローで埋めることができません。いずれ株価が上昇すると考えているので、資産の減少をフローで埋める必要はないという考え方もあり得ますが、パートナーもそのように鷹揚な考え方をしてくれるかどうかは定かではありません。

手取り月収が200万円あって、生活費を引いた後の所得が120万円の人は、1,000万円の損が出た場合でも、いざとなれば8ヶ月分のフローで損失を埋め合わせることができます。

手取り月収が100万円あって、生活費を引いた後の所得が20万円の人は、1,000万円の損が出た場合、50ヶ月分=約4年のフローで、やっと損失を埋め合わせることができます。

生活費を引いた後の所得の差は、手取り月収の差よりずっと大きくなり得ます。「給料の○年分が吹き飛んだ」というような表現をブログ上でもよく見かけますが、そのような見方は甘いと言わざるを得ません。やはり、生活費を引いた後の所得で考えていくべきだと思います。

生活費を引いた後の所得で考えると、運用金額が大きくなればなるほど、その損失をフローで埋めることは不可能となります。そのため、損失を投資で埋めようとして泥沼にはまることが非常に多いのではないでしょうか?

もちろん、サラリーマンは投資すべきでないというわけではありませんが、いざとなったら損失をフローでカバーできる人に比べて十分なリスク管理が必要だとはいえるでしょう。

先日の記事で引用させていただいたグラフトン通りさんのブログによりますと、Dowは5,000ドルを切ってもおかしくないそうです。だからといって慌てる必要は全くありませんが、そういう事態を念頭に置いてリスク管理を考えていくことは重要だと思います。

リスク管理の重要性を説かずにサラリーマン債券という考え方だけを全面的に押し出す行為は、サラリーマンをおだてて、無茶なリスクを取らせる行為に他なりません。
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コメント

サラリーマン債券という考え方があるんですね。

>パートナーもそのように鷹揚な考え方をしてくれるかどうかは定かではありません。

のくだりは、本当にそうですね。
我家もそうでした。。。過去形にしたのは妻が正しいと、つまりうさみみの失敗を受け入れたからですが…ちょっと情けないですね(泣)

こういう環境ですから、1つ1つ点検していくことが大事ですね。人生長いんですから(^^♪



橘さんの本ではサラリーマン債券があるのでバランスを取るためにレバレッジを取っても良いなども書かれていますが(といっても冗談半分のネタとしてです)、でもそれは、サラリーマンだからと言うより、リスクの取り方が間違っているのが原因に思います。

サラリーマン以外の方(個人事業主など)に比べると、サラリーマンは収入は安定し計画も立てられますし、税金を沢山取られている分年金や保険も手厚いです。
金持ちを除いて(^^; 実は一番投資に向いている人種ではないでしょうか??

うさみみさん

投資を止める必要はないと思いますが、もう一度自己の戦略を振り返る必要はあるかもしれません。

モンチさん
サラリーマン債券という考え方は、読み物としては面白いかもしれませんが、リスク許容度を厳格に考えていくという立場からすると、必ずしも賛成できません。

要は、リスクの取り方ですね。risk firstと考えるのか、return firstと考えるのか、出発点で誤っているケースが多そうです。

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