本ブログでは、インデックス投資を中心とした投資戦略を念頭においており、インデックス投資界では、アセットアロケーションが投資成果の8割を決めるという考え方が一般的に受け入れられています。
ところで、アセットアロケーションが投資成果の8割を決めるという考え方が高じて、やたらとアセットアロケーションに凝るというのもどうかと思います。投資ブログのコメント欄を見ていても、共分散マトリックスが云々などという、普段の生活では絶対に出会わないような用語が飛び交う議論が展開されていますが、正直なところ、そこまで勉強する意味があるとは全く思えません。一般のごく普通の人間が理解できないような知識を必要とする投資手法は市民権を得ないはずです。
アセットアロケーションが投資成果の8割を決めるという考え方は、色々な本に紹介されていますが、これは、個別銘柄の選択努力が投資結果に及ぼす影響は、一般に考えられているより驚くほど小さいということを説明するために引用されていることが多いです。そして、このような考え方に基づけば、個別銘柄を選択することに貴重な時間をつぎこまなくても、それとほぼ同等の果実を享受できることになります。本来、このような意味で考えておけばよいはずなのに、個別銘柄を選択することに費やす時間を完璧なアセットアロケーションの構築に費やそうという考え方に変化していってはまずいと思います。
完璧なアセットアロケーションの構築を目指すのは構いませんが、注意すべき点が2つあります。1つは、その費やした労力によって投資成果が格段に向上するのかということ。もう1つは、アセットアロケーションの構築に使用する期待リターンや標準偏差などのデータは動的なものではないのかということです。
理論はシンプルに、そして、何よりも結果を出すこと。それに尽きるでしょう。高度な恋愛論を戦わせるタイプの人間がモテるかというと、それはまた別の問題であるのと同じことです。
なんとなく思っていたものの、なかなか言葉で表せなかった事を、うまく表現して頂いけたような気がしています。
>理論はシンプルに、そして、何よりも結果を出すこと。それに尽きるでしょう。
加えて逆に、結果のみを重要視し過ぎないようにする事も大切でしょうか。いずれにせよ、その通りという感じです。
実際私自身、アセットアロケーションをそれほど厳密な管理をしているわけではありません。というか、ほとんど放置というか...まぁ、私の状態だと、もうちょっと考慮せよ!という感じかもしれませんが (汗)
本当は、一つ前の記事にコメントとして書くべきところですが、このまとめ方がとても気に入ったので、こちらに書かせてもらいます。
目先の結果に拘泥するというより、戦略の修正の必要性を結果から常にフィードバックすることが必要だと思います。悪いときだけでなく、よすぎるときも気をつけることが必要ですね。
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