週末は苗場で過ごしていました。ロシアからもスキー客が来ており、なかなか賑やかでした。特にテレビなどでは、景気の悪い産業や地域が紹介されることが多く、日本全国一律に景気が悪いように錯覚してしまいがちですが、全ての産業や地域で景気が極度に悪いということはないようです。
「100年に1度の危機」という言葉が独り歩きしている割に、具体的にどの数字が「100年に1度の危機」なのかはっきりしません。もちろん危機ではあることを否定しませんけれども、「100年に1度の危機」というためには、ほとんどのデータが「100年に1度」出現するレベルでなければならないはずです。
大恐慌を念頭に置いて「100年に1度の危機」といっているのであれば、最低限、株価と失業率という重要な指標が大恐慌レベルになっている必要があると思います。大恐慌のときには株価は1/9以下まで下落し、失業率は25%近くに達したので、「100年に1度の危機」=大恐慌の再来という意味とすれば、今回の危機もそこまでいくと考えていることになります。今回の危機もそこまでいくと考えているとすると、そういう危機を目の前にして、多くの人はスキーに興じていることになります。そういう考え方もあり得ますが、どちらかというと、今回の危機はそこまでいかないと考える方が自然ではないでしょうか。もちろん、大恐慌レベルの危機ではないと断言はできませんが、そこまでいくとすれば、ダウは1,500になるわけです。
いずれにしろ、「100年に1度の危機」という言葉は曖昧なので、種々の数値を大恐慌のときと比較して、データで語るようにしてほしいです。
「100年に1度の危機」という言葉で危機感をあおっていますが、どさくさにまぎれて妙な支援をしないようにしてほしいものです。特に、米国の自動車会社の格付けが投機的な格付けに下げられたのは、サブプライム問題の顕在化よりずっと前でしたので、ビッグ3への支援には疑問符が付きます。
恐れ入りますが・・・
いつごろ書かれた記事でしょうか?
ご指摘ありがとうございます。その1と銘打っていませんが、2008年10月24日の記事になります。
ありがとうございます。
シリーズ記事は、読み返す楽しみがありますので、今後も続けてください。
コメントの投稿