プロフィール

PALCOM

Author:PALCOM
Patent and Legal Com (HK) Ltd.

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

全ての記事を表示する

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

100年に一度の危機というけれど その3

マスコミが盛んに喧伝しているように、今回の金融危機が100年に1度の危機であるかどうかについて検討しています。折りよく、週刊エコノミスト(毎日新聞社)の今週号(2009年1月20日号)に、1929年暴落チャートの研究という題で、今回の金融危機が大恐慌と同等の危機といえるかどうか検討した記事が記載されていました。

まず2008年度のダウの年間下落率ですが、33.8%に達し、これは、「1931年以来、77年ぶりの落ち込み」だそうです(p.74)。年間下落率に着目すると、「100年に1度の危機である」というのはオーバーではないようです。特に、2008年10月の株価の下落は尋常でなかったことは記憶に新しく、歴史的に見てもかなり特殊な状況であったことは確かです。加えて、日本人の場合、円高による評価損も加わりましたので、この状況に耐えられなかった人が多く出現しても無理はなかったかもしれません。もとさんがおっしゃるように、長期海外投資派の場合、「通貨を円で換算し損益を計算すること」は避けたほうが無難なのではないでしょうか?

しかし、年間下落率が過去最大級だとしても、大恐慌と比肩し得るというためには、さらなる株価の下落が必要です。大恐慌時の株価の下落率は89.2%だったので、ここからさらに1/2になり、その後さらに1/2になるようなペースで下落して初めて100年に1度の危機といえます。現段階では、「100年に1度の危機となる可能性が無視できない」くらいの表現が適切なのではないでしょうか?

週刊エコノミストの記事では、クレジットスプレッド(投資適格級の「BBB」格の社債利回りから10年物米国債利回りを引いた値)に注目して、「ここからさらに株価は下がるのか」予想をしています。予想の詳細については記事を読んでいただくとして、ここからさらに株価が下がったときのことを想定しておくのが現実的な対応だと思われます。
スポンサーサイト

<< 投資で「やらない事」を決める その4 | ホーム | 自転車での走行距離が3,000kmを超えました >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


要検証 - いまは本当に「100年に一度の危機」なの!?

現在の逼迫した経済情勢を形容する言葉として、「100年に一度の危機」という言い回しがすっかり定着してしまった感があるけど、このキャッチ...


 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。