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英HSBCとHSBC香港の関係 その3

「英HSBCが倒産した場合に、香港のHSBCがどうなるのか?」という質問について検討しています。ここでいう英HSBCは、HSBC Holdings Plcの意味であると考えます。

HSBC Holdings PlcはHSBC香港の親会社ですが、事業会社ではなく、持株会社です。一般に、親会社倒産→子会社倒産というケースでは、「親会社=機械メーカー、子会社=機械の部品メーカー、親会社倒産→子会社連鎖倒産」というような事例を思い浮かべますが、持株会社は、自ら事業を行っているわけではなく、いわゆる本部機能を担っているだけなので、このようなケースとは全く異なるといえます。

HSBCグループの本部は、もともと、香港にあったのですが、英ミッドランド銀行の買収と香港の中国返還を機に、本部がロンドンに移りました。従って、世界中に広がるHSBCグループ傘下の子会社のなかでも、HSBC香港は中心的な地位を占めています。持株会社の主たる収益は子会社である事業会社からの配当金なので、最有力子会社であるHSBC香港の経営が悪化することによって、持株会社の収益が悪化するというのが一般に考えられるケースだと思います。また、仮にHSBC Holdings Plcの経営が悪化し、破綻したとしても、「親会社=機械メーカー、子会社=機械の部品メーカー、親会社倒産→子会社連鎖倒産」というような事例と同一視することはできないと思います。HSBC香港は子会社といっても、ハンセン指数の構成銘柄であり、発券銀行ですので、香港そのものといってよいからです。

HSBCは、フォーブスのグローバル企業ランキングで1位に選ばれましたし、サブプライム問題による損害も相対的に軽微といわれているので、今のところ、HSBCの倒産について心配する必要はないでしょう。金融不安が再燃すると様々なデマが飛び交いますが、普段から株価の推移を見て、正確な情報を収集するように努めていれば冷静に対処できるはずです。HSBC Holdingsの株価も、HSBC香港の株価も、ネットでチェックできますし、両社の株式を購入すれば、自分の資産チェックをするときに両社の株価の推移をチェックすることになります。
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コメント

非常にわかりやすいコメント有難うございました。
これからもよろしくご指導ください。

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