プロフィール

PALCOM

Author:PALCOM
Patent and Legal Com (HK) Ltd.

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

全ての記事を表示する

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

内外価格差について その1

ワーキングプア自己責任論に関して、みな同じ制度の下で生きているからというコメントを見ました。同じ制度の下で生きているから自己責任だという意味なのでしょうが、制度の内容が不公正であれば、同じ制度の下で生きているから自己責任だという意見は成り立たないことに注意する必要があります。例えば、労基法は既存の正社員の解雇を厳しく制限しているわけですが、この法制は、偶然に職を失った労働者にとっては非常に厳しいものです。偶然に職を失った労働者の絶対数は少なく、多くの者が労基法の保護を受けるという構造が存在すれば、偶然に職を失った労働者と既存の正社員は同じ制度の下で生きているとはいえなくなります。

また、「そもそも、自力でどうにも出来ないから社会保障を必要としているのであって、努力している人は社会の保障など必要は無いのだ。」という意見も見ました。確かに、生活保護などの社会保障を受けている人の割合は少ないかもしれませんが、労基法による解雇制限や三号被保険者制度も社会保障に含めれば、男性正社員であるというだけで相当の社会保障を受けています。

大きな不公正はすぐに気付きますが、既得権益化した小さな不公正には気付きにくいものです。とりわけ、自分が小さな不公正の受益者である場合、自己防衛本能が働き、不公正さを否定する傾向があると思います。

正社員と非正規雇用者の争いは、ともすれば階級闘争につながりますが、そういう大規模な争いに発展する前に、既得権益化した小さな不公正を発見して是正することが重要だと思われます。

以前に本ブログでご紹介した「国家はいらない」という本に取り上げられていましたが、高すぎる公共料金が低所得者の生活を圧迫しているという現状があるそうです。電気やガスは使わずに済ませることができないので、公共料金が高いと低所得者の生活は圧迫されるのは当然です。こういう例からも、同じ制度の下で生きているから自己責任だという意見は単純すぎることが分かります。公共料金が高い理由が電気会社やガス会社に対する過剰保護にあれば、なおさらです。

高すぎる公共料金について、内外価格差の観点から若干の検討を加えてみたいと思います。

(続く)
スポンサーサイト

<< 日本株が超割高に | ホーム | 夜逃げが増えているそうです >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。