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住宅ローン破綻の実例研究 その3

住宅ローン破綻について、以下の実例研究を行っています。

「2年半前に4900万円でマンションを購入しました。うち4200万円は銀行ローンです。当時は大手電機メーカーに勤めていたため、かなり好条件で借りることができました。でもその後、転職した先の新興企業が業績不振に陥り、大幅給与ダウンとなってしまったのです。年収はマンション購入当初の税込み850万円から400万円弱へと激減しました。毎月の返済額は22万円、ボーナス月は48万円。パート勤務の家内の収入とあわせてもどうしても足りません。このまま家を銀行に取られてしまうのでしょうか。(39歳・男性 IT関連企業勤務)」
(Moneyzine、はみ出し銀行マンの投資相談室No.19より)

よくある事例で、知り合いのケースに似ているというコメントもいただきました。

1つのポイントは、36歳の時点で、700万円しか貯めていなかったということです。マンション購入当初の税込みは850万円だったので、貯金が得意な方であれば、3倍程度は貯められるのではないかと思います。

もう1つのポイントは、大手電機メーカーから新興企業に転職している点です。大手企業から中小企業に転職する場合、そもそも、中小企業(新興企業=中小企業ではありませんが、中小企業であることが多いでしょう。)がどのようなものなのかよく分かっていないことが多いのではないでしょうか?

中小企業の一番の特徴は、ズバリ、給与がとんでもなく安いことが多いということです。もちろん平均の話ですので、儲かっている中小企業はありますが、平均的には、非常に給与が安いです。

冷徹な話ですが、勤務先の規模と本人の学歴で給与が決まってしまいます。あるマネー本書いてありましたが、小規模企業・高校卒だと、ピーク給与が50-54歳時点で470万円程度だそうです。元データは厚労省発表のデータです。相互リンク先のmasaさんも、手取り給与が月20万円に満たないと書いておられますが、そんなものでしょうね。私自身も、数ヶ月だけですが、小規模企業勤務の経験があります。やっぱり給与は安いですし、経営は不安定です。

さらに言えば、すべての企業がそうというわけではありませんが、労働条件に関しては無法地帯のような企業もあります。何かの本に、弁護士がある小企業の労働基準法違反について指摘したときの答えが、「わが社は労働基準法に加入していない」だったそうです。まさに、無法地帯です。

上記の事例では、多額のローンを組んでから新興企業に転職していますが、新興企業に転職することの現実がよく分かっていないように感じました。新興企業に転職するのであればローンは組まない、ローンを組むのであれば新興企業への転職はあきらめる。冒険的な人生を望み、多額の借金をするのであれば、事業や教育目的の借金をすべきでしょう。上記の事例は、何となくチグハグであるように思います。
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コメント

友達が似たような状況で、結構多いのかもしれません。
一部上場企業の製造業でも給料激減。。。遅ればせながらではあるけど、車を手放すなど大規模な手術に着手すると聞き少し安心です。。。が不安は続きます。

記事のような事例は、おっしゃるとおり何となくチグハグなのです。現実世界ではなかなか問題点の根本に近づけないってのがあるんでしょうね。

友人も、「なんで他の人は家も車も持っているのにうちはなぜ?」と妻の生活浪費を暗に批難したようですが、そもそも言った本人が車を買ったことの影響の方が大きかったりします。

これもチグハグですが、なかなか根本にはたどりつかないのかもしれません。じれったいけど、他人のことは言えないですし。

うさみみもチグハグなことをよくやらかすので、まわりからヒヤヒヤされているんでしょうけど。


どこの国でも人は同じだな~と痛感します。
一旦「欲しい欲しい病」にかかってしまうと、手に入れるまで周囲がなんと言おうとも諦めないのです。その欲しい対象が、住宅だったり高級車だったりすると、これは悲劇になりかねません。うなるほどお金があるのなら、好きなだけ買いまくり、資本主義を支えて頂ければ私のような一般庶民は大助かりです。私が買わなくとも世の中のお金は回りますから。しかし、多額の借金をしてまでとなると話は別です。

価値観やリスク許容度は十人十色ですが、常々思うのは、己を知ることの大切さです。人生において自分は何を重要視し、何を必要とし、何を欲しいと思い、何を不要と考えるのか。すべてを手に入れる事(大して必要のない物ですら)ができれば、これ程ラッキーなことはないのですが、そう人生は甘くなく、選択を迫られる事が多いのが現実です。己を知れば、自ずと譲れない物と、切り捨てる物の判断ができるのだと思います。

それからもう一つ大事だと思うのは、”生活する上で本当に必要な物”と”自分の欲による欲しい物”を分けて考える事だと思います。個人的にはお金は”必要な物”であり、したがって必要以上に多額なお金は”不要なもの”です。住宅も”不要な物”と判断しています。

少々話が脱線しているかもしれませんが、思ったことを書かせて頂きました。

うさみみさん

まさに、なんとなくチグハグなんですね。ベンチャー企業に転職することは悪くないし、マンションを購入することも悪くはないです。しかし、ベンチャー企業に転職するのであれば、借金の多くを完済して身軽になっておくべきでした。頭金を多く貯めておき、購入するマンションのグレードも下げておけば、このような事態にはならなかったでしょう。今回の不況が長引けば、他人事でないという人は多いのではないでしょうか?

dolphinさん

素晴らしいコメントありがとうございます。まさに、おっしゃるとおりですね。他人が購入していることが、自分の購入基準になっている人が多すぎると思います。大企業勤務の○○才、年収○○円だからという理由だけで、分不相応な不動産をローンで購入してしまうことが多そうですね。

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