プロフィール

PALCOM

Author:PALCOM
Patent and Legal Com (HK) Ltd.

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

全ての記事を表示する

FC2カウンター

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

専門家について

Wikipediaで財政政策を検索すると、「経済が不況に陥った場合には、建設国債の発行によって公共事業費を増額することが行われてきたが、これによって公的資本形成が増加し直接国内総生産が増加するだけでなく、乗数効果によって民間消費や設備投資が増加するので、当初の公的固定資本形成額の増加以上に国内総生産 (GDP) が増加する。」という記載があります。しかし、よく考えてみると、公的資本形成が増加するといっても、形成された公的資本が無価値なものであれば、これを国内総生産の増加に計上することはおかしいわけですし、均衡財政(歳出が税金によって賄われている状態)を前提とすれば、乗数効果も否定されます。

公的資本形成とか、乗数効果とかいう言葉が出てくると難しく感じるので、「難しい言葉を使っている人=その分野に詳しい人=その人の主張していることはきっと正しいのだろう」と考えてしまいがちですが、上記の例以外にも、常識と学説が相容れないときに、結局、常識の方が正しかったということはよくあることです。専門家といっても、視野狭窄状態に陥っているケースが少なくないので、盲目的に信じることは危険ですし、仮に専門家が主張していることが正しくても、その主張が成立する条件を無視して、結果だけ誇大宣伝する輩も多いと思われます。「ノーベル賞学者の理論に基づく・・・」などという宣伝文句を無批判に受け入れるのもどうかと思います。

人は遺伝によって先天的に決められるのだと主張するA博士と、人は環境によって後天的に決められるのだと主張するB博士が、激しい議論を戦わせた。

自宅に戻ったA博士は、自分の子供を見て言った。「やはり、人は遺伝によって決まるという考え方が正しいのだ。この子は私そっくりではないか。」

自宅に戻ったB博士は、自分の子供を見て言った。「やはり、人は環境によって決まるという考え方が正しいのだ。この子は隣の男にそっくりではないか。」

一歩引いて常識という観点から見直す作業を怠っているが故に、自分の主張のおかしさに気づいていない専門家は少なくないのではないかと感じています。天才経済学者ケインズの理論でさえ、常識を無視した結論になっているのですから、自分の投資戦略の基礎となっている理論がB博士のような人の提唱したものでないかどうか、常にcriticalな検討を怠るべきではないでしょう。
スポンサーサイト

<< 家が売れません その2 | ホーム | 六本木ヒルズクラブについて >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。