相互リンク先の「貯金生活。投資生活。」に、「日本をよくするには?」という問いに対して、日本の20代、30代が「金持ちに課税する」という趣旨の答えをしたという記事が掲載されていました。こういう考え方が日本の圧倒的多数派だということは分かっているので、今更驚きはしませんが、それでいて、日本では、共産党は圧倒的なマイナー政党であり、よく分からない国だと思ってしまいます。
こういう考え方の背景には、「金持ち=悪、貧乏人=善」という単純な二分法があると思いますが、はっきり言えば、ろくでもない金持ちより、ろくでもない貧乏人の方が圧倒的に多いと思われます。ろくでもない金持ちがいるとしても、自分はそういう金持ちにはならないと考えれば済むだけで、ろくでもない金持ちがいることが、金持ち全体をバッシングすることの理由にはならないはずです。
ろくでもない金持ちの筆頭として槍玉に上がるのは、親の遺産を相続したぼんくら二世です。しかし、以前の記事にも書きましたが、政治家の世襲に対しては、驚くほど寛容です。民意で選ばれたのだから、政治家の世襲はいいのだという意見もあるようですが、実際には、地元の利益になるから政治家の世襲はいいのだというのが本音でしょう。
「他人より10倍金持ちになりたいかと聞かれたら、ほとんどの人がイエスというだろう。」しかし、そのために10倍の努力をすることを厭わないかと聞かれたら、ほとんどの人がノーというだろう。」という言葉があります。そもそも、この言葉は、金持ちが他人より努力して財産を為したことを前提としています。「ろくでもない金持ちより、ろくでもない貧乏人の方が圧倒的に多い」という主張すらタブー視されている日本では、努力して金持ちになった人が多いという事実すら無視されているように思います。
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