カールバーグさんからトラックバックをいただきました。カールバーグさんがおっしゃるように、人生100年時代が近づいているのでしょうか?
ところで、一般的な傾向として、女性は投資に対してあまり興味がなく、子供が生まれたりすると、その傾向にさらに拍車がかかるようです。しかし、日本人女性の寿命は、予想よりはるかに延びていますので、むしろ、女性の方が長期投資について考える必要性が高いように思います。
ウェブ上に
長生き確率表というサイトがありました。現在の年齢と性別を入力すると、○○才まで生きる確率が即座に分かるというサイトです。
老後が気になり始める夫50歳、妻45歳という設定(モデルケース)で長生きの確率について調べてみます。
妻が65歳までに死ぬ確率は5.2%、妻が100歳の誕生日を迎えることができる確率は6.2%です。後者の確率の方が高いんですね。
妻が90歳の誕生日を迎える確率は43.5%です。とても無視できる数字ではありません。
95歳でも生存確率は20%を超えています。
大げさではなく、100歳までの老後資金の手当ては自己責任といえるかもしれません。まさに、人生100年時代の到来です。
また、夫が75歳までに死ぬ確率は、27.5%です。上記モデルケースでは、その時点で、妻は70歳です。
従って、妻が夫に先立たれて20年以上一人暮らしをしなければならない確率(あるいは、一人で羽を伸ばせる確率)は、単純計算で12.0%(43.5%×27.5%)になります。
長生きの家系である、家族や自分自身がたばこを吸わない、母親が若いときの子供であるなど、長生きする要因が複数当てはまる人は、長生きリスクに晒される確率がさらに高くなるでしょう。
人々が結婚や出産を躊躇する理由、日本がデフレを脱却できない理由が、なんとなく分かりました。
スポンサーサイト
コメントの投稿