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老親と経済について語り合って分かること

実家から東京に老親を呼び寄せてから、老親に会う機会が増えました。彼らは彼らなりに自分の老後設計を考えているようですが、経済知識が皆無に等しいので、色々と私に質問してきます。

その会話の中で、いつも思うことは、「マクロなお金の流れがまったく分かっていない」ということです。

政府に多額の借金があるということは、ニュースなどで聞いて知っているようです。ただ、それが何故なくならないのか、どうして増え続けているのかということに関して合点がいかないようで、国家の中に浪費者がいて、好き勝手に使っているというイメージしか持てないようです。確かにそういう側面があることも事実ですが、一般会計のレベルで見ると、社会福祉費と地方交付税の支出割合が大きくなっています。その点を説明すると、自分たちに都合の悪い方向に議論が進みそうなことを察知して、思考回路を停止させるようでした。

また、国債の保有に関しても、誰が貸しているのかという疑問を抱いていましたが、それは、国民が金融機関を通じて貸しているのだと説明しても、理解できない様子でした。

その他、色々と説明しても、個々の説明は何とか理解できるとしても(それも、かなり怪しいですが)、個々の現象がどのように相互につながっているのか把握して、国全体でのお金の流れを理解するというところまでは、とても到達できないようです。

そんな彼らの心をわしづかみにするキーワードは、やはり、「元本保証」で、購入した金融商品は、元本保証つき変額年金保険でした。元本保証と変額という言葉は、両立し得ないのではないかと言いたかったのですが、そのエネルギーは残っていなかったので止めました。

マクロな視点での理解がないので、「殆どの高齢者は贅沢な暮らしをしていないのだから、批判されるいわれはない」という感想しか持っていないようでした。高齢者に資産が偏っており、その多くが銀行預金に張り付いている現状下で、過去の掛け金を大幅に上回る確定給付年金をもらっているということは、デフレ下で高利率の預金をしているのと同じで、個人的には、その点を早急に改める必要があると思いますが、老親と話をした限りでは、それは無理そうだと感じました。

頭の切れる学者が書いた本を読むことも重要ですが、投資に関する知識が増えている人ほど、高齢者たちの生の知識レベルを知っておくことも大切なのかもしれません。学者の理論は、理性的な行動主体を想定していることが多いですが、なかなかそのようにはいかないようです。
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コメント

>自分たちに都合の悪い方向に議論が進みそうなことを察知して、思考回路を停止させる


よくわかります。私も同居している老人がおりまして、
まったく同じ状況です。


「経済が成長したのは自分たちががんばったから、
今経済が良くないのは国や政治家が悪い」の一点張りで、
自分たちにとって都合の悪い話になると聞く耳を持とうとしません。


>学者の理論は、理性的な行動主体を想定していることが多いですが、なかなかそのようにはいかないようです。
 
これもよくわかります。
結局のところ当人たちにとっては利害損得が一番大きいようです。

Re: タイトルなし

> >自分たちに都合の悪い方向に議論が進みそうなことを察知して、思考回路を停止させる
>
>
> よくわかります。私も同居している老人がおりまして、
> まったく同じ状況です。
>
>
> 「経済が成長したのは自分たちががんばったから、
> 今経済が良くないのは国や政治家が悪い」の一点張りで、
> 自分たちにとって都合の悪い話になると聞く耳を持とうとしません。
>
>
> >学者の理論は、理性的な行動主体を想定していることが多いですが、なかなかそのようにはいかないようです。
>  
> これもよくわかります。
> 結局のところ当人たちにとっては利害損得が一番大きいようです。

4460nさん

コメントありがとうございます。

どこも同じようですね(苦笑)。

「高度経済成長の立役者だから年金がもらえる」という論理なら、「バブル経済破裂の犯人だから年金はもらえない」という論理を主張してもよさそうですが、そういう主張はないのでしょうか?少なくとも年金受給世代からはないようですね。

とにかく、議論以前の感情的主張が多すぎて、年金問題は収束が不可能みたいです。

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